青春18きっぷで大阪から横浜・鎌倉へ行ってみたい
青春18きっぷを使って大阪から横浜や鎌倉へ旅行したいけど、どんな行程になるか知りたい
このように考えている方にむけて、大阪から青春18きっぷで横浜・鎌倉へ行くとどんな感じなのかモデルプランを本記事ではまとめました。
- 大阪から横浜・鎌倉への行程(電車の乗り継ぎや座るコツなど)
- 横浜の有名な観光地やグルメ
この記事を読み終えることで、青春18きっぷで大阪~横浜・鎌倉まで旅行をすると、どんな旅になるのかイメージがきっと湧くはずです。
青春18きっぷでの大阪~横浜のルート・所要時間・乗り換え
- 大阪~横浜の所要時間:約10時間
- 大阪~横浜の乗り換え回数:4~9回程度
ルートをざっくり見てみると、大阪から京都や米原・岐阜を経由して、まずは名古屋など東海地方へ向かいます。
そして、そのまま東へ進み、静岡県を経由し神奈川県に入り、横浜へ到着です。
なお、後ほど詳しく書きますが、青春18切符を使った関西や名古屋近辺から横浜など東京方面への移動は静岡県がかなりの鬼門となっています。
青春18切符で大阪~横浜を移動するときの乗り換え駅とその回数
米原駅・大垣駅・豊橋駅・浜松駅・島田駅・静岡駅・沼津駅・熱海駅で乗り換えがある場合が多いです。
ただし、ここで挙げた8駅は乗り換えを強いられる代表的な駅であるだけで、乗り換えの必要がない場合もあったり逆に挙げていない駅でも乗り換えを強いられる場合もあります。
実際にあなたが18切符で旅行をするときは、「Yahoo!乗換案内」もしくは「ジョルダン乗換案内」などで乗り換え駅・乗り換え時刻などをあらかじめ調べましょう。
出発時刻や出発駅、途中下車する駅などによって乗り換え回数・乗り換え時刻・乗り換えが必要な駅は変わってきます。
青春18切符での横浜への日帰り旅行は不可能
青春18切符で横浜へ行く場合は日帰り旅行は当然ですが、不可能です。
もし、横浜へ日帰り旅行をしたいなら、往復で新幹線を利用するべきです。
大阪⇔横浜を日帰りで新幹線で往復する場合、「【東京⇔大阪】新幹線日帰り往復プラン」がオススメです。横浜は東京からかなり近いので東京まで行ってしまってOKです。
なぜなら、この切符を使うと往復で6000円も新幹線代が安くなるんです!!
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※超人気で、しかも座席数が限られているので、早めに予約しないと売り切れてしまうことも多々…
青春18切符で大阪~横浜を座るコツ
青春18きっぷでの移動はいかに座席が確保できるかがキモです。
そこで、どんな区間でも使える、18切符移動時に座席を確保するための鉄則を紹介します。
- 乗り換え駅で自分の乗っている電車がどのホームに到着するかを調べる
- 乗り換える予定の列車がどのホームから発車するかを調べる
- 乗り換えがある駅の構内図を調べる
- 乗り換える前の車両では、乗り換え駅に着く1駅前くらいには扉の前へ移動する
- 乗り換え時には危なくない程度に急いでホームを移動
- 座れなかったとしても、ドアの前でなく適当な座席の前に立っておく
①~③は「Yahoo!乗り換え案内」などを使って、次に乗る電車の発着ホームを調べましょう。
また、JR公式の駅情報サイトを見ると、駅の構内図が出てくるので、乗り換え時にどのホームに移動する必要があるのか、頭の中でイメージしておきましょう。
これを踏まえ、各区間の特徴や座るためのコツを説明していきます。
青春18きっぷで大阪~米原までの区間で座席に座るコツ
大阪~米原駅までは「新快速」に乗るとかなり快適に、かつ素早く移動できます。
米原駅までは新快速は基本的に12両という長い編成で運転されるため、そこまで混雑することはないはずで、以下の2点を実践すれば座れる確率は高くなるはずです。
- 大阪駅では乗る予定の新快速の15分前から並んでおく
- 1両目や12両目などの電車の端の方の車両を狙う
ただし、端の方の車両に乗っていると米原駅での乗り換えの時に困ったことになります。
米原で次の電車に乗り換えるとき、大阪~米原の電車より米原から乗り換える先の電車の方が短いのです。
つまり、画像を見てもらえばわかると思いますが対面での乗り換えの場合は、端の方の車両に乗っていると、乗り換え先の電車までの距離が長くなり、不利なのです。
また、乗り換えが対面でない場合、一度階段を上って、他のホームに移動する必要がありますが、駅の階段は真ん中の方に設置してあるので、端の方の車両に座ると不利になるのです。
青春18切符で米原~豊橋・浜松の区間を座るコツ
米原~豊橋・浜松までの移動はそこそこ快適です。
途中駅をかなり飛ばしてくれますので、米原・大垣~豊橋・浜松では快速・新快速・特別快速のいずれかに乗ると便利です。
名前こそ違うものの、停車駅に大差はないので、快速でも新快速でも特別快速でもどれにのってもOKです。
先ほども述べましたが、この区間で座るためにも大阪~米原の新快速ではあまり端の方の車両に座らないようにしましょう。
【鬼門】青春18切符で豊橋・浜松~沼津・熱海に乗るときの注意点
大阪~横浜を青春18切符で移動するときに一番大変になるのは豊橋・浜松~沼津・熱海のこの静岡県の区間です。
- 電車が3~6両と短い
- 各駅停車の電車しかない
- 乗っている時間が3時間と長い
- 場合によっては電車にトイレがついていない
この区間は電車が短いので、いくら対策をしても座れないことも多々あります。もし、座れたら本当にラッキーだったと思っておくべきです。
しかも、運が悪ければトイレがついていないのです。この区間に乗る前に必ず用は足しておきましょう。
しんどいのが嫌であれば、この区間だけ新幹線を利用するというのも1つの手です。
ラストスパート!熱海~横浜を駆け抜ける!
沼津・熱海までくれば、横浜はもうすぐそこです。
静岡県内の電車は3~6両と短かったですが、沼津・熱海~横浜への電車は15両と長いので、乗り換えの時点で座席が確保できないという心配はないでしょう。
また、この区間は普通列車でさえも早いのでスムーズに横浜まで移動できる上に、列車にはグリーン車がついています。
18切符でも追加料金を払えば乗ることができるので、くたびれてしまっている人はグリーン車に乗ると快適に移動できるでしょう。
電車の座席に座れたとしても…
なんとか、座席にありつけたとしても、長時間乗っているとさすがに暇になってくるんですよね(笑)
「電車に乗ってから何をするか」というのはちゃんと考えておきましょう。
ゲームをする、本を読む、スマホをいじるなどが代表的ですね。個人的には18切符の途中で目的地の観光雑誌を読んだりするのがオススメです。
青春18切符で大阪~横浜を楽に移動するコツ
10時間も電車に乗っていると、本当に疲れてしまいます。
そこで、青春18切符で大阪→横浜を移動する場合、どのようにしたら楽に移動できるかをまとめました。
座席を必ず確保する
当然ですが、座席が確保できずにずっと立っているままだとかなり疲れてしまいます。
先ほども書きましたが、以下の6つを実行してできるだけ座席には座れるように工夫しましょう。
- 乗り換え駅で自分の乗っている電車がどのホームに到着するかを調べる
- 乗り換える予定の列車がどのホームから発車するかを調べる
- 乗り換えがある駅の構内図を調べる
- 乗り換える前の車両では、乗り換え駅に着く1駅前くらいには扉の前へ移動する
- 乗り換え時には危なくない程度に急いでホームを移動
- 座れなかったとしても、ドアの前でなく適当な座席の前に立っておく
途中駅で降りて気分転換する
せっかく青春18切符を使っているのですから、途中下車をしましょう。
例えば、大阪~横浜へ向かう途中なら、名古屋や浜松、静岡などで途中下車して観光したり、ご飯を食べたりするのが良いのではないでしょうか?
個人的には、浜松がちょうど中間だと思うので、名物の餃子やうなぎを食べるのが好きです。
うなぎは少し高いですが…
静岡県区間(浜松~熱海)はホームライナーに乗る
実は朝や夕方のこの浜松~熱海の区間には「ホームライナー」と呼ばれる車両が走っています。
静岡県内におけるホームライナーとはJRの特急車両を利用した快速列車のようなものです。
乗車券(運賃)に加えて、乗車整理券(330円)を買うことで乗ることができます。
ホームライナーは特急列車ではなく、普通列車に分類されるので乗車整理券さえ購入すれば青春18切符でも乗車することが可能です。
では、なぜホームライナーを使うと嬉しいかというと、主に以下のような理由があります。
- 330円で必ず座席に座れる
- 特急用の車両を利用している列車なので、座席がリクライニングしたりと快適
- 主要な駅にしか止まらず、途中駅を飛ばすため早く移動できる
ズバリ、ホームライナーは青春18きっぷ利用者の強い味方なのです!!
【必殺技】静岡県区間(浜松~熱海)を新幹線でワープする
浜松~熱海を新幹線で移動してしまいましょう。静岡県の区間を新幹線を使うだけでこの旅行はかなり楽になります。
- 浜松~熱海の新幹線代 5170円(時期によって若干変動します)
- 浜松~熱海の新幹線の移動時間 1時間強
青春18切符では座れるかもわからない上に3時間以上乗っていないといけない区間を快適な座席に座って、1時間で行けるのはかなり魅力的です。
とはいうものの、せっかく青春18切符があるので新幹線を使ってしまうのはもったいない話ですが…
熱海~横浜はグリーン車を使う
熱海まで来ると横浜はもうすぐそこなんですが、かなり疲れていると思います。
となったら、利用してもいいと思うんですよね、グリーン車!!
グリーン車の座席は特急のようにリクライニングするので、乗っていてかなり快適です!
なお、グリーン車に乗るにはグリーン券が必要ですが、グリーン券の料金は以下のようになっています。
熱海~横浜のグリーン券料金 | 平日 | 土曜・休日 |
---|---|---|
事前購入 | 1000円 | 800円 |
車内で購入 | 1260円 | 1060円 |
どう考えても、グリーン券は車内で買わずに事前購入した方が安いので、駅の窓口やグリーン券売機でグリーン券はあらかじめ購入しておきましょう。
なお、モバイルSuicaを利用している方はネットから安い方の値段でグリーン券を購入できます。
青春18切符で横浜・鎌倉に行ったら訪れたいオススメ観光地
横浜や鎌倉は有名だったり楽しい観光地が多いです。
しかし、すべて書くとキリがないのでメジャーなものに絞って紹介します。
みなとみらい21
みなとみらい21は横浜港に面しているウォーターフロント地区(なんかかっこいいですね笑)。
ショッピングをしたり、観覧車を楽しんだり、船に乗ってみたり、夜景を楽しんだり色々な楽しみ方ができます。
横浜中華街
横浜といえばやはり中華街が有名ではないでしょうか?
ぶらぶらしながら、食べ歩きをするもヨシ、本格的な中華料理の店に入るのもヨシ!
御飯時にいくと観光も食事も一緒に済ませられて効率が良いでしょう。
横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫は明治時代・大正時代に倉庫として建てられたものですが、現在ではショッピングや食事などが楽しめる施設となっています。
おしゃれなお店やカフェがあったり、隣接している赤れんがパークでは芝生でひといきすることもできます!
鎌倉大仏
鎌倉へ行くなら、鎌倉の1番大きな目玉の1つである「鎌倉の大仏」は外せないのではないでしょうか?
実は、鎌倉の大仏の中は空洞になっていて、その中に入ることもできます。
そんな鎌倉の大仏があるのは鎌倉大仏殿高徳院。鎌倉駅からは少々離れていますが、歩いて行けない距離ではありません。
青春18きっぷで横浜・鎌倉に行ったら食べておきたいグルメ
中華料理
「オススメ観光地」の章では横浜の中華街を紹介しましたが、中華街に言ったなら中華料理は外せないのではないでしょうか?
せっかく中華街に来たのなら本格的な中華料理の店へ行っちゃいましょう!
中華街の肉まん
横浜の中華街で、中華料理のちゃんとしたお店に入らなくても、肉まんを食べ歩きするだけでも中華街は楽しめる…はず?
もちろん、肉まん以外にも北京ダックだったり小籠包など色々食べ歩きして楽しい料理はたくさんありますよ!!
横浜家系ラーメン
ラーメン好きなら「家系ラーメン」は1度は食べたり(最低でも耳にしたり)したことはあるのではないでしょうか?
家系ラーメンの発祥は、そう、この横浜です。横浜駅から10分弱歩けば、家系の総本山「吉村家」があるので行ってみてはいかがでしょうか?
なお、かなり行列ができていますので覚悟されるように…
崎陽軒のシュウマイ
崎陽軒のシュウマイは有名すぎて聞いたことない方の方が少ないのではないでしょうか?
駅弁の「シウマイ弁当」はもちろんのこと、実はレストランもあったりして作りたての”シウマイ”を食べることができます。
青春18きっぷで横浜・鎌倉へ行くなら東京も近い
大阪から新幹線を使わずにすべて在来線で横浜まで行くのは時間はかかるのはもちろんのこと、体力もかなり必要です。
帰りは新幹線を使うのも良いですが、それでもホテルに1泊しないと横浜で観光する時間が十分とれないでしょう。
さらに、帰りも青春18切符を使うなら、行きと帰りは移動で1日がつぶれるので、2泊するのが無難です。
青春18きっぷで大阪から横浜へ行くなら宿泊は必須
青春18きっぷで大阪から横浜へ行く場合、日帰りは不可能です。
宿泊は必須なのですが、せっかく青春18きっぷで来ているのでホテル代も安く済ませたいですよね!
ホテルの予約は「じゃらん」や「るるぶ」がオススメです。価格の安い順にホテルを並び替えることができるので実際に自分も重宝しています(笑)
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大阪⇔横浜で新幹線を使う場合
青春18切符で片道10時間ほどかかるなら、さすがに新幹線使いたいな。
でも、新幹線は値段が高いから迷うな…
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