プログラミングを独学で始めたいと思ってるんだけど、独学のためには何が必要なんだろう?
何から始めれば良いんだろう?
本記事ではプログラミングの独学に関するこのような悩みについて解説していきます。
- プログラミングの独学を始めるために必要な設備・知識・教材・環境
- いざプログラミングを独学で始める場合何から手をつけたら良いか
僕自身、プログラミングは数年前から勉強しており、今でも継続して独学しているので、プログラミングの独学には何が必要かがわかっています。
最後まで読んでいただくと、初心者の皆さんにもプログラミングの独学を挫折せず継続し、習得するために必要なものがわかります。
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プログラミングの独学を始めるために必要なもの
これがないとそもそもプログラミングの勉強なんて始められない、絶対に必要な設備やツールを紹介していきます。
一定以上のスペックのパソコン
どんなパソコンでもプログラミング自体はできるものの、スペックが低いパソコンを買ってしまうとプログラムの実行速度が遅く不自由することがあります。
パソコンを新たに買う場合は以下の4つの項目に注意して選ぶと良いです。また、既に持っているパソコンを使う場合は以下の条件を満たしているか確認しましょう。
- OS…WindowsもしくはMac
- メモリ容量…8GB以上
- ストレージ…SSD
- CPU…i5プロセッサー以上
OSはWindowsかMacなのか結構議論がなされていますが、別にどちらでも大丈夫です。ただし、iPhoneアプリを開発したい場合はMacが必須です。
メモリ容量やストレージ、CPUには注意して買うようにしてください。この辺をケチってしまうとプログラミングをしたときパソコンが重くなったりして、かなり後悔します。
ネット環境
プログラム自体はネット環境がなくてもPCのみで動きます。
しかし、プログラミングをする際に必要なソフトをダウンロードする時や、疑問点・不明点を調べる時に必ずネット環境は必要となります。
ネット環境がない人の方が少ないと思いますが、ないならば必ず整備するようにしましょう。
エディタもしくは統合開発環境
エディタ
エディタとは、プログラムを動かすためのコードを書くために必要なソフトで、基本的にどんなプログラミング言語でも使います。自分のPCにインストールしましょう。
エディタを使うと文字に色がついてコードが書きやすかったり、コードのミスを自動で知らせてくれたりします。
また、バグやエラーを修正するための機能がついているエディタも多く、コードを書く時になくてはならない超便利なツールです。
- Visual Studio Code(VSCode)
- Atom
- Sublime Text
- Notepad++
エディタは基本的に無料のものを使えばよく、今プログラマに最も人気なのはVSCodeです。
統合開発環境 (IDE)
IDEとは1つ前に紹介したエディタとプログラムを実行する環境、そしてプログラムのエラーやバグを修正するためのツールなどが1つにまとまったソフトウェアです。
つまりはIDEを使うとプログラムの作成・実行・修正が一気にできるということです。
エディタと統合開発環境の違い
エディタと統合開発環境って結局何が違うの?
そうですよね、結局エディタと統合開発環境って何が違うのが分からないですよね。
昔はエディタはプログラムの作成ができるツールで、実行やデバッグまでできるものは少なく、IDEとは今より明確に区別されていました。
しかし、現在多くのエディタではプログラムの作成はもちろん、実行やバグやエラーの修正もでき、IDEとあまり差がないような状態になっています。
なので、正直あまり違いを気にする必要はありません。
プログラミングの独学のために必要な知識
「さあ、パソコンを買ってネット環境も整えたからプログラミングの独学始めるか…」
といきたいところですが、プログラミングを独学するために必要な最低限の知識は頭に入れておきましょう。
プログラミングやPCに関する基礎知識
まず、プログラミングの勉強を始める前に知っておきたい前提知識・基礎知識があります。
- プログラミングとはいったい何なのか?
- プログラミングでできることは何か?
- プログラミング言語とは何か?
- 主なプログラミング言語の種類やそれぞれの言語で何が出来るのか
- プログラミングの勉強方法やどんな教材があるのか
- コードとは何か?コードを実行するために必要なことは何か?
プログラミングの勉強を始める前に、以上の6つのような基礎知識がないと右も左もわからず、いきなり挫折する可能性が高いです。
このような基礎事項に関しては、それぞれネットで検索すると出てくるはずです。
とはいえ、ネットの記事は初心者にとっては詳しく解説しすぎでわかりにくかったりするので、プログラミングについて解説してあるマンガなどを読むと楽で手っ取り早いです。
プログラミングの勉強の仕方
「独学」すると言っていますが、勉強の仕方はしっかり把握していますか?勉強の仕方を間違えると時間をかけてもなかなかプログラミングは習得できません。
プログラミングの勉強は以下の①、②の繰り返しです。
- インプット:本を読んだり、動画を見たりして新たな事項を理解し、覚える
- アウトプット:インプットで頭に入れたことを実際にコードを書いて試したりしてみる
勉強というと「要点をノートにまとめて、それを覚える」のようなイメージがあるかもですが、プログラミングではこの勉強法をしてはいけません。
要点をノートにまとめる必要はないです、インプットしたことをすぐに自分でコードを書いて体で覚える(アウトプットする)ことが最も大切です。
なぜなら、自分でアウトプットすることで初めて学んだ知識が定着し、使えるようになるからです。
プログラミングの独学を挫折せず継続するために必要なもの
プログラミングを勉強し始める準備が整って、いざ独学しはじめても難しかったりモチベーションが保てず三日坊主で終わってしまう方も少なくありません。
そうなっては意味がないので、プログラミングの独学を挫折せず継続するために必要なものについてお話ししていきます。
プログラミング独学の継続に必要なもの:時間
プログラミングに限らずですが、何かを習得するときは必ず時間が必要になります。
一般にプログラミング言語は1つ習得するには500〜1000時間必要だと言われています。
例えば、毎日2時間プログラミングの勉強時間をとれたとすると、1年〜1年半くらいはかかるということで、短期間勉強したからと言ってすぐに習得できるものではありません。
プログラミング独学の継続に必要なもの:自分にあった教材
プログラミングを独学するにはどんな教材を使えばよいのでしょうか?プログラミング学習教材は主に以下の3つに分けることができます。
- プログラミング学習サイト
- プログラミングの参考書
- プログラミングスクール
書く教材の特徴やその中の代表的な教材を紹介したのちに、独学するためには、どのように教材を選べば良いのかを説明していきます。
プログラミング学習サイトで独学する
プログラミングの独学に最もおすすめなのはプログラミング学習サイトを使うことですが、これもテキスト型・動画型・ゲーム型の3つのタイプに分けることができます。
プログラミング学習サイトは有料ものもが多いですが、一部無料で学べるサービスも存在します。
その中でも特に独学に向いているテキスト型と動画型の教材について簡単に紹介します。
まず紹介するのは、プログラミング初心者に最もおすすめなテキスト型のプログラミング学習「Progate」です。かなり理解しやすいです。
テキスト型のプログラミング学習サイトはこのように文章によるプログラミングの解説を読んでいくという形式です。
このタイプの学習サイトの多くは、このような文章による解説にくわえて演習問題があることが多く、学んだことを実際にコードとして書くことで、より定着させることができます。
そして、次に紹介するのは動画型のプログラミング学習サイトで最もおすすめな「Udemy」です。
- 動画通りにまねればよいので挫折しにくい(本だと説明が省かれていて分かりにくい)
- 動画なので実際の開発の流れなどを理解しやすい
- 動画内で分からない所は動画投稿者に簡単に質問でき、返答ももらえやすい
- 購入した講座が不向きだと感じたら1か月以内なら返品可能
- 動画の内容も定期的にアップデートされているものが多い
動画型のプログラミング学習サイトは、文字だけでなく視覚情報として学ぶことができるので、テキスト型教材よりも格段に理解しやすいという点があります。
Udemyでは通常、動画の値段は1.5万~3万円ほどですが頻繁に「セール」があり、なんと1000~2000円という超格安で動画が買えます。
買うなら絶対に「セール」の日を狙ってください。
プログラミングの参考書で独学をする
プログラミングを参考書で学ぶというのもメジャーな学び方の1つですが、初心者にとっては割と難しい場合が多いです。
おすすめなのは、メインの教材を動画型もしくはテキスト型のプログラミング学習サイトとし、その補助教材として参考書を使用することです。
- 自分が学びたい言語やフレームワーク、技術が学べる本なのか?
- 自分が理解できるレベルの本か?
- 出版された日が新しいか?
自分は一度、初心者のころ、中級者向けの本を買ってほぼ何もわからなかったし、ほしい情報も得られなかったという苦い経験があります笑
プログラミングスクールに通う
正直、プログラミング初心者にとって独学するのはかなり難易度が高いです。
なので、「絶対にプログラミングを習得してスキルアップしたい!」という方はプログラミングスクールの利用も視野に入れるべきです。
プログラミングスクールは、プログラミング学習のブースターのようなもので、初心者が特につまずいたり、挫折しやすい初期段階を徹底的にサポートしてくれます。
プログラミングスクールは結構数が多くて、迷ってしまうとの声も多いですが、コースも豊富で、かつ現役エンジニアに教えてもらえる「テックアカデミー」が一番おすすめです。
独学にオススメのプログラミング教材
結論として、プログラミングの独学にはまず、テキスト型もしくは動画型のプログラミング学習教材を使って学習を開始するといいと思います。
そうやって勉強を進めて結局、「理解できず挫折しそうだ」とか「1人ではちょっと勉強ができなさそうだ」と感じたらプログラミングスクールを検討すれば良いです。
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プログラミング独学の継続に必要なもの:具体的な目的や目標
プログラミング、なんか流行ってるし、なんとなく有利そうだから勉強始めるか〜
このような漠然とした理由でプログラミングを始めると大抵数日後には勉強をやめています笑
実はプログラミングを独学する際、具体的な目的や目標を定めるようにしてください。
- プログラミングで何ができるのかを把握
- ①をもとに、自分に興味がありそうなプログラミングの分野を複数個絞る
- ②の中からプログラミング学習の具体的な目標を複数考える
- ③で考えた目標の難易度を調査する
- 自分の興味と難易度を天秤にかけて目標を再考する
もっと具体的に目標の定め方を知りたい場合は以下の記事をあわせてご覧ください。
なぜ、目的や目標を定めることが大事かというと、目的や目標が存在すると勉強する理由ができるからです。
学校での勉強を思い出すと、「普段の勉強はサボってたけど、試験前や受験勉強は普段よりは頑張って勉強できた」という方も多いと思います。
これは、「テストで最低限の点数を取る」とか「行きたい大学に合格する」のような勉強する目的や目標があったから勉強が捗ったに違いありません。
プログラミング独学の継続に必要なもの:学習計画やノルマ
目標や目的が定まったら、それに基づいて学習計画やノルマを設定しましょう。
目標を具体的な学習計画に落とし込むには、目標達成には何が必要かを逆算していき、それを細かく区切り学習計画やノルマとすればよいのです。
学習計画やノルマを設定すると、「だんだん勉強時間が減っていき、気がついたら勉強をやめていた」のような事態を防ぐことができます。
プログラミング独学の継続に必要なもの:一緒に勉強を進める仲間やライバル
プログラミングの独学はモチベーションの維持が正直一番難しいです。
そこで、一緒に勉強を進める仲間やライバルがいるとモチベーション維持の助けとなります。
とはいっても、周りにプログラミングを勉強していそうな友達いないから難しそうだな…
大丈夫です、周りにプログラミングをしている友人・知人がいる人の方が少ないです。そんな方はTwitterなどのSNSや「conpass」などを利用してみてはいかがでしょうか?
どういうサービスか簡単に紹介すると、オンライン上でプログラミングを勉強する仲間を探せるサービスです。
色々な勉強会などが開催されています。初心者大歓迎のプログラミングコミュニティですので、プログラミングを勉強し始めて間もない人も尻込みせずに参加できます!
プログラミング独学の継続に必要なもの:疑問や不明点を質問・解決できる環境
初心者や未経験者がプログラミング独学を挫折する主な理由が「エラーや疑問、不明点を解決できず諦める」です。
そこで、プログラミングを勉強している中で出た疑問点や不明点、エラーやバグを解決できる環境を整えることは必須です。
- Q&A型プログラミング質問サービスを利用する
- メンター型プログラミング質問サービスを利用する
- SNSや個人のブログなどで直接質問してみる
Q&A型サービスは無料の反面、質問しても回答がもらえなかったり、回答の質が低く疑問点・不明点が解決できない場合も多いです。
一方、メンター型サービスは有料の反面、質問の回答はほぼ得ることはできるでしょう。
Q&A型サービスとメンター型サービスは複数存在しますが、その中でも両方の特徴をあわせもったサービス「侍エンジニアPlus」が特におすすめです。(先ほどもちらっと紹介しましたね。)
- Q&A掲示板で技術的な悩みからキャリアや転職の悩みまで質問・相談可能
- Q&A掲示板では質問してから平均30分で現役エンジニアから回答がもらえる
- 月に1回まで無料で現役エンジニアとのオンラインレッスンで不明点を質問可能
- 30~40種類以上のオンライン教材で勉強することもできる
侍エンジニアPlusではQ&A型掲示板で現役エンジニアなどから確実にすばやい回答を得られ、「回答がつかない」や「回答の質が悪い」という心配がありません。
また、月に1回まで無料で現役エンジニアとオンラインレッスンも可能なので、文字で伝えにくいことでも画面を共有してメンターと一緒に疑問点・不明点を解決していけます。
このように質問や不明点の解決に利用できるだけでなく、30種類以上ものプログラミングを学べるコースも用意されており同時に教材も揃うというメリットもあります。
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プログラミングの質問サービスについて詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。
結局何から始めたらいいの?プログラミング独学の手順
「プログラミングを独学で始めるのに必要なものは分かったけど、いざ始めるとなれば何から手をつければいいんだろう?」という人のために手順をまとめました。
まずは、一定以上のスペックのパソコンやネット環境がなければプログラミングは何も始めることができません。
プログラミングとはそもそも何なのか?プログラミングを使って何が出来るのか?
プログラミング言語とは何か、それぞれどう違うのか?
のような基礎知識・前提知識を調べたり本を買ったりして頭に入れましょう。
プログラミングをなんとなく勉強する、という人はだいたい勉強が続かないし、
どのプログラミング言語を選ぶべきかも決められません。
まずは、プログラミングを習得して何がしたいのか、目標や目的を決めましょう。
プログラミングを勉強する目的・目標が決まれば、学ぶべきプログラミング言語やその順番が自然とある程度決まります。
自分の目的・目標から逆算して何を勉強すべきか、その順序を把握し、それをもとの学習計画やノルマを作りましょう。
いきなり難しい教材や本を買って勉強すると当たり前ですが挫折しやすいです。
初心者ですので、プログラミングスクールを利用してみたり、かなりやさしめの本や教材でまずは勉強を始めるべきです。
プログラミングの独学に必要なもの まとめ
少し長くなってしまいましたので、最後におさらいをしておきましょう。
【独学を始めるために必要なもの・設備・ソフト】
- 一定以上のスペックのパソコン
- ネット環境
- エディタもしくは統合開発環境
【独学のために必要な知識】
- プログラミングやPCに関する基礎知識
- プログラミングの勉強方法
【独学を挫折せず継続するために必要なもの】
- 時間
- 自分に合った教材
- プログラミングを勉強する目的や目標
- 学習計画やノルマ
- 勉強を一緒に頑張る仲間・ライバル
- 疑問点や不明点を質問できるような環境
プログラミングの独学は大変かもしれませんが、皆さんがなんとか挫折せずプログラミングを習得できることを願っています。
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