
プログラミングを勉強したいんだけど、初心者や未経験者でも独学で学べるいい無料サイトないかなぁ?
本記事では、このような悩みを抱えたプログラミング初心者に向けて無料のプログラミング学習サイト19個を紹介・徹底比較していきます。
- 初心者でも独学可能な無料のプログラミング学習サイト
- 19個のプログラミング学習サイトとその特徴
- あなたにオススメのプログラミング学習サイト
僕自身、プログラミングを学び始めた頃は色々な学習サイトに手を出したり、時にはプログラミングスクールに通っていたので、それぞれの学習サイトのメリット・デメリットや特徴が学習者目線でわかります。
本記事を最後まで読んでいただくと、色々な無料プログラミング学習サイトを知れるだけでなく、あなたにとってピッタリのプログラミング無料学習サイトもわかります!
- 完全無料or有料コースがあっても必ず無料で学べるコースなどが存在する
- 日本語で学ぶことができる
↓↓独学におすすめな月額2980円のプログラミングスクール!↓↓
- 【独学可能】無料のプログラミング学習サイト19選一覧表
- 【テキスト型】独学ができるプログラミング無料学習サイト7選
- 【動画型】独学ができるプログラミング無料学習サイト5選
- 【ゲーム型】独学ができるプログラミング無料学習サイト3選
- 【お子様向け】独学ができるプログラミング無料学習サイト4選
- 独学したい人向けのプログラミング無料学習サイトの選び方
- プログラミングを独学で勉強するためのコツ
【独学可能】無料のプログラミング学習サイト19選一覧表
学習サイト名 | 学習方法 | 学べる言語の豊富さ | 難易度や学べる深さ | 環境構築 | 有料版の価格 |
---|---|---|---|---|---|
Progate | テキスト | 多い | 未経験~中級 | 不要 | 月額1078円 |
CODEPREP | テキスト | 多い | 未経験~中級 | 不要 | 完全無料 |
Aidemy | テキスト | 少ない | 未経験~実務 | 不要 | 20万~100万 |
シラバス | テキスト | やや少ない | 未経験~中級 | 必要 | 完全無料 |
Rubyがミニツク | テキスト | 少ない | 未経験~中級 | 必要 | 完全無料 |
AtCoder | テキスト | 非常に多い | 初級~ | 必要 | 完全無料 |
code9leap | テキスト | 少ない | 初級~中級 | 不要 | 完全無料 |
ドットインストール | 動画 | 非常に多い | 未経験~上級 | 必要 | 月額1080円 |
Paiza | 動画 | 多い | 未経験~上級 | 不要 | 月額1078円 |
schoo | 動画 | 普通 | 初級~中級 | 必要 | 月額980円 |
Udemy | 動画 | 非常に多い | 未経験~上級 | 必要 | 買い切り型 無料~3万円 |
YouTube | 動画 | 非常に多い | 未経験~ | 必要 | 完全無料 |
CodeCombat | ゲーム | やや少ない | 未経験~中級 | 不要 | 月額9.99ドル |
コードガール コレクション |
ゲーム | 普通 | 未経験~中級 | 不要 | 完全無料 |
Swift Playgrounds | ゲーム | 少ない | 未経験~中級 | 不要 | 完全無料 |
CodeMonkey | ゲーム | 少ない | 未就学児~中学生 | 不要 | 年6000~13000円 |
Progra! | 動画 | 少ない | 未就学児~中学生 | 不要 | 月額2980円 |
Rubyプログラミング少年団 | ー | 少ない | 未就学児~小学生 | 不要 | 完全無料 |
CodeStudio | 動画 | 少ない | 未就学児~中学生 | 不要 | 完全無料 |
本記事で紹介する無料プログラミング学習サイトを一覧にしてまとめました。
最低限、この表だけをみてプログラミング学習サイトを選ぶこともできます。ただし、以下の5点に注意して学習サイトを選ぶようにしましょう。
- 学習方法はテキスト形式、動画形式、ゲーム形式のどれが良いのか
- そのサイトで学べるプログラミング言語やフレームワーク・技術は多いか
- そのサイトで学べる深さはどれくらいか?難易度はどれくらいか
- 環境構築は必要なのか
- 有料プランがある場合、どれくらい料金がかかるのか
なお、プログラミング学習サイトの選び方について詳しくは、後ほど紹介します。
【テキスト型】独学ができるプログラミング無料学習サイト7選
まずは、プログラミングをネット上で学べる無料サイト・無料サイトについて紹介していきます。
無料プログラミング学習サイト:Progate
サイト名 | Progate(プロゲート) |
---|---|
サイトURL | https://prog-8.com/ |
学習スタイル | スライド(テキスト)形式を読み、演習を進める |
難易度や学べる深さ | 未経験~中級レベル |
サイトの使いやすさ | 見やすく、操作性にも優れている |
環境構築の必要性 | なし |
無料で学べる範囲 | 各コースの初めのレッスン計18個 |
有料版の価格 | 月1078円で全てのレッスン開放 |
Progateで学べるプログラミング言語
Progateで勉強できるプログラミング言語はフレームワークは主に以下の16個です。
学べる言語やフレームワークが多いのが特徴ですが、その分1つ1つの学習深度はそこまで深いとは言えません。
【プログラミング言語】
- HTML
- CSS
- Sass
- JavaScript
- Ruby
- PHP
- Python
- Go
- Java
【フレームワーク】
- jQuery
- Node.js
- React
- Ruby on Rails
【その他】
- コマンドライン
- Git
- SQL
Progateの特徴
progateはとにかく解説や演習がわかりやすく、本当にプログラミングに触れたことがない方でも難なく勉強を始めることができます。
さらに、学べるプログラミング言語やフレームワークの種類が多いのが特徴ですが、その分1つ1つのコースの学習深度は浅いと言えます。
また、環境構築も不要なため、初心者や未経験者でもコードを書くまでに挫折するという最悪の事態を避けることができます。
Progateを使うのがおすすめの人
- プログラミング初心者
- 色々なプログラミング言語を試してみたい人
- コードを書いてプログラミングの感覚をつかみたい未経験者
Progateの特徴として、環境構築不要ですぐにコードを書き始められ、かつ難易度も易しいことからかなり未経験者や初心者向けです。
「プログラミングは全く経験ないけど、興味があってコードを書くの試してみたい」人や「どの言語を勉強すれば良いか迷っているからとりあえず色々試してみたい」といった人などにもおすすめです。
progateはプログラミングを勉強し始める初歩や導入として使うのに向いている一方、応用力をつけるたい方や既にプログラミングにある程度慣れている方にはオススメできません。
Progateの学習画面
progateで学習を進める場合、どのような感じになるのかを紹介します。
まずは、このようにプログラミングの概念などを説明するスライドを数枚読みます。
スライド数枚ごとに演習があります。演習ではスライドで勉強した内容を実際に自分でコードに書いてアウトプットします。
演習の画面はこのような感じです。画面左の「手順」に従って画面中央にコードを書いていきます。
わからない場合でも、ヒントやスライドを見直して確認することができます。また、自分で書いたコードは右上の「コンソール」に出力することもできます。
Progateで無料で学べる範囲
progateには無料プランと月額1000円強の有料プランの2つがあり、無料プランで受けられるレッスンは各コースの初めの1レッスン目だけです。
progate自体がそもそも初心者向けのサイトであり、無料プランで勉強できる範囲は本当に初歩の初歩のみとなります。
まずは無料プランを試してみて、「プログラミング無理じゃなさそう」だと感じたら1ヶ月だけでも課金してみて、勉強を進めてみてはいかがでしょう?
無料プログラミング学習サイト:CODEPREP
サイト名 | CODEPREP(コードプレップ) |
---|---|
サイトURL | https://codeprep.jp/ |
学習スタイル | テキストを読みながら演習を進める |
難易度や学べる深さ | 未経験〜中級レベル |
サイトの使いやすさ | 見やすく、操作性にも優れている |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 有料版なし |
CODEPREPで学べるプログラミング言語
CODEPREPで学べるプログラミング言語は主に以下の14個で、どちらかというとweb系のプログラミング言語が中心です。
【プログラミング言語】
- HTML
- CSS
- Sass
- JavaScript
- PHP
- Python
- Ruby
- Java
- Scala
- Rust
【フレームワーク】
- Bootstrap
- jQuery
- Vue.js
- React
CODEPREPの特徴
何よりも嬉しいことに全コンテンツが無料です。
CODEPREPは解説がわかりやすく、演習自体も穴埋め形式で簡単なので初心者や未経験者でもサクサク勉強を進めていくことができます。
ただし、穴埋め形式で自分で全てコードを書くわけではないので、実際にコードを書く力は付きにくいといえるでしょう。
内容自体は簡単な文法の解説だけにとどまらず、フレームワークやライブラリの実践的な使い方までコースが用意されている言語も多く、初級〜中級レベルです。
また、CODEPREPには「ディスカッション」という機能が存在し、わからない点を質問すると他のユーザーが答えてくれるというユーザー同士の助け合いのような機能があります。
実際のエンジニアなどが回答してくれるわけではないですが、無料サービスでは不明点を質問できず挫折する人も少なくないので、初心者にとってこの機能はかなりありがたいです。
CODEPREPを使うのがおすすめな人
- プログラミング初心者や未経験者
- 文法だけでなく実践まで少し踏み込んで学習をしたい人
- 勉強時間をなるべく短くおさえ、要点だけを学習したい人
- 誰かに不明点を質問できる環境が欲しい人
CODEPREPの特徴でも説明した通り、内容も難しくなく、また環境構築不要なので初心者や未経験者でも勉強をはじめやすい学習サイトです。
また、演習も穴埋め形式で最小限の時間で済むので、学習時間を短く押さえたい人にはおすすめですが、その反面実際にコードを書く練習にはなりにくいです。
レベル的にはprogateより若干、実践的な内容も扱っているイメージで、実践レベルにも少し触れてみたい方にはおすすめです。
CODEPREPの勉強画面
CODEPREPでは基本的に解説と演習を同時に進めていきます。
まず、ページ左部分にある解説やヒントを読んでから、右部分のコードのオレンジの部分の穴埋めをしていきます。
穴埋め形式なので、要点だけ押さえてお手軽に学習することができます。
無料プログラミング学習サイト:Aidemy
サイト名 | Aidemy |
---|---|
サイトURL | https://aidemy.net/ |
学習スタイル | テキストまたは動画を視聴後、演習を進める |
難易度や学べる深さ | 無料プラン:未経験〜上級レベル 有料プラン ![]() |
サイトの使いやすさ | 見やすく、操作性にも優れている |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 48〜98万円(給付金活用で最大7割引) |
Aidemyで学べるプログラミング言語
AidemyではAI開発に必要な以下の2つのプログラミング言語やツールしか扱っていません。
- Python
- SQL
Aidemyの特徴
Aidemyではその名の通りAI開発に特化したコースしかなく、その分学習できる深度はかなり深いと言えます。
実際に、画像認識システムや商品のレコメンドシステムを作っていくような講座もあります。このように、かなり実践的なレベルまで無料プランで勉強できるのが特徴です。
AIや機械学習に必要となる数学の知識もしっかりコース内で説明してくれるため、数学の知識がなくても(苦手意識がない方なら)勉強を進めることができるでしょう。
Aidemyを使うのがおすすめな人
- AIや機械学習を勉強したいと決めている人
- 数学や数式にアレルギーが出ない人
- プログラミングを最低限触れたことがある人
AI開発に使われる言語であるPythonの初歩の初歩から学ぶことのできるコースもあるため、初心者や未経験者でも勉強が無理というわけではありません。
とは言え、割と難しい内容を扱うためプログラミング自体に慣れていない状態で始めると訳がわからなさすぎて挫折することもあり得そうです。
また、AIや機械学習の学習ではどうしても数学や数式が登場するため、数学が苦手な人にはそもそもAIや機械学習という領域は向いていない可能性があります。
Aidemyの勉強画面
Aidemyはテキストによる解説と演習で構成されていますが、演習に入る前にまずテキストによる解説があります。
解説自体は必要事項がコンパクトにまとまっているので、読むのが辛くなることはあまりなさそうです。また、動画による開設の場合もあります。
演習ではページ左部分の「問題」を読み、右部分にコードを書いていきます。コンソールには自分が書いたコードの実行結果が出ます。
問題がわからない場合はヒントやテキストによる説明を見直すこともできますし、それでも無理な場合は答えを見ることも可能です。
Aidemyで無料で学べる範囲
AIという範囲に限定するとAidemyを使って無料で学べる範囲はかなり深いと言えるでしょう。無料でここまで勉強できるのは正直驚きです。
「簡単なAIを自分で実装できるようになりたい」と考えている人はぜひAidemyを活用してみてはいかがでしょうか?
とは言え、無料プランで実務レベルまでAI開発のスキルをつけられるわけではありません。実務レベルまでゴリゴリ勉強したい方は有料プランを検討すると良いでしょう。
\給付金活用で受講料最大70%OFF/
有料版の価格は正直かなり高いですが、有料版はAI専門のプログラミングスクールとなっていることが理由です。専属のメンターがついたり、現役エンジニアにチャットによる不明点の質問も可能です。
無料プログラミング学習サイト:シラバス
サイト名 | シラバス |
---|---|
サイトURL | https://cyllabus.jp/ |
学習スタイル | テキストや説明画像・コードを読む |
難易度や学べる深さ | 未経験~中級レベル |
サイトの使いやすさ | 使いにくい、使い方に戸惑う |
環境構築の必要性 | あり |
有料版の価格 | 有料版なし |
シラバスで学べるプログラミング言語やフレームワークなど
【プログラミング言語】
- HTML
- CSS
- Sass
- JavaScript
- Ruby
- C言語
- Unity
【フレームワーク】
- Ruby on Rails
- BootStrap
- jQuery
【その他】
- git
- webデザイン
- WordPress
- コマンドラインやシェルの操作
- ビジネス・英語・財務会計など
シラバスの特徴
シラバスは「マネして学べるプログラミング学習サイト」を謳った完全無料のプログラミング学習サイトです。
扱っている分野はweb系が中心で、webデザインやwebアプリの開発・webサイト運用のツールやノウハウの講座があります。
学習は基本的にテキストを読むだけで、演習はないので自分のPCで環境構築をしてコードを模写して実行して勉強する必要があります。
コースが5年以上前に作られたものが多いのが懸念点で、一部リンク切れもあるようであまり内容が更新されているように思えません。
書かれている内容が古くなっている可能性があるので、シラバスで勉強する際は注意が必要です。
シラバスを使うのがおすすめな人
正直、シラバスは初心者がプログラミングを学ぶのにあまりオススメできません。
というのも、情報が古い可能性があり、またコンテンツがテキストや画像のみで演習がない点を考慮すると、どうしても他のサイトより劣るからです。
他のプログラミング学習サイトを探してどうしてもシラバスにしかない内容があるならシラバスを使うといった感じで問題ないと思います。
シラバスの勉強画面
シラバスではこのような感じでサンプルコードや説明文・説明のための画像がサイト内に多くちりばめられています。
ただし、テキストのみでサイト中で演習が出来ないので、自分で環境構築をして模写する必要があります。
テキストを読んで内容をインプットするだけではプログラミングは身につかないからです。
無料プログラミング学習サイト:Rubyがミニツク
サイト名 | Rubyがミニツク |
---|---|
サイトURL | http://www.minituku.net/ |
学習スタイル | テキストを読む、演習問題を解く |
難易度や学べる深さ | 未経験~中級レベル |
サイトの使いやすさ | 可もなく不可もなく |
環境構築の必要性 | あり |
有料版の価格 | 無料版なし |
Rubyがミニツクで学べるプログラミング言語
【プログラミング言語】
- Ruby
【フレームワーク】
- Ruby on Rails
「Rubyがミニツク」は名前の通り、Ruby専門のプログラミング学習サイトなので、RubyとそのフレームワークであるRuby on Railsしか学ぶことができません。
Rubyがミニツクの特徴
Rubyがミニツクも完全無料でRubyやRuby on Railsの勉強を進めることができるサイトです。
テキストによる解説だけでなく、テキストの内容が頭に入っているか確認するドリルや実際にコードを書く問題が出る「演習」コースもあります。
演習コースではprogateのようにブラウザ上でコードを書けるわけではないので自分で環境構築をして自分のPCでRubyのコードを実行できるようにする必要があります。
もちろん、書いたコードが合っているか判定してくれるシステムもないので、模範解答を見て、自分で正解しているか確認する必要があります。
Rubyがミニツクを使うのがおすすめな人
- RubyやRuby on Railsを多少不便でも全くお金をかけず勉強したい人
Rubyの勉強を無料で割と踏み込んだところまでできるのはRubyがミニツクの強みです。
しかし、前述のとおり自分で環境構築をする必要があるので、環境構築でつまずきコードを書く前に挫折してしまう可能性もあります。
(もし、環境構築に失敗したらとりあえずprogateやcodeprepなどの他のサイトに移るのをお勧めします。)
Rubyがミニツクの勉強画面
まずは説明文を読んでいきましょう。
説明自体は丁寧で、図やサンプルコードと合わせて読んでいくと理解しやすいです。
だいたいRubyにおける1つの概念の説明が終えた区切りの良いところで、このようにドリルがあります。
ドリルは4択形式なのでサクサク解けると思います。また、解説もついています。
4択クイズ形式の簡単なドリルだけでなく、演習もあります。
演習では実際にコードを書けという問題が出題され、それに対する模範解答もついています。
プログラミングは基本的に自分でコードを書かないと身につかないので、良い練習になります。
ただし、演習は模範解答と自分のコードを見比べて答え合わせをするので、自分の書いたコードが本当に合っているのかは判定しにくいでしょう。
無料プログラミング学習サイト:AtCoder
サイト名 | AtCoder |
---|---|
サイトURL | https://atcoder.jp/?lang=ja https://kenkoooo.com/atcoder/#/table/ |
学習スタイル | 問題を解く(C++のみ解説テキスト有) |
難易度や学べる深さ | 初級以上 |
サイトの使いやすさ | 可もなく不可もなく |
環境構築の必要性 | 環境構築はする方が望ましい |
有料版の価格 | 有料版なし |
AtCoderで学べるプログラミング言語
AtCoderではフレームワークなどは学べません。AtCoderに対応している言語は割と多いのでマイナーな言語は省いて紹介します。
全ての対応言語を見たい場合は公式サイトの「ルール」にありますので、こちらをご覧ください。
【プログラミング言語】
- C言語
- C++
- C#
- Java
- Python
- Go
- Haskell
- JavaScript
- Julia
- Kotlin
- php
- Ruby
- Rust
- swift
- TypeScript
AtCoderの特徴
AtCoderはプログラミングコンテストを開催しているサイトで、本来初心者の勉強用に作られたものではないので、C++以外に文法などを解説した教材は提供されていません。
しかし、コンテストの過去問は練習問題として使うことができ、その数も多く量をこなすこともできます。
AtCoderは無料で、また会員登録するだけでコンテストに参加したり過去問を解いたりすることができます。(別に実際にコンテストに参加しなくてもOKです)
AtCoderを使うのがおすすめな人
- プログラミングの練習問題をたくさん解いてコードを書く練習や文法の復習をしたい人
- 基礎的な文法の習得や環境構築は終えている・できる人
- アルゴリズムを勉強したい人
AtCoderのコンテストの過去問を練習問題として使う場合、基本的な文法の習得や環境構築を終えている・できる人でないと問題を解くまでに至れないので注意してください。
AtCoder Beginners Contestの過去問のA問題やB問題は初心者にとって練習となるレベルの問題がたくさんあるのでオススメです。C問題以上は割と難しいので解かなくていいと思います。
過去問一覧は「https://kenkoooo.com/atcoder/#/table/」をご覧ください。
AtCoderは基本的にはアルゴリズム力を競うコンテストなので、アルゴリズムを勉強したい方はそのままC問題以降を解けるように勉強・練習していくのもオススメです。
AtCoderの勉強画面
AtCoderではこのように問題文が与えられるので、問題を解くことができるコードを考えていきます。
入力例や出力例も与えられるので、自分が書いたコードが正しいのか提出する前に最低限チェックすることができます。
コードを書き終えたら、ページ下部の欄にソースコードを貼り付け、どの言語で提出するかを選択し、提出ボタンを押せばOKです。
提出後、問題は自動でジャッジされ、もし提出したコードが正解していれば「AC」と判定が出ます。
また、問題がどうしても分からなければ、ページ右上の「解説」ボタンから解説ページへ飛ぶことができます。
無料プログラミング学習サイト:code9leap
サイト名 | code9leap |
---|---|
サイトURL | https://code.9leap.net/ |
学習スタイル | サンプルコードを自分でいろいろ改造する |
難易度や学べる深さ | 初級~中級レベル |
サイトの使いやすさ | 使いにくい |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 有料版なし |
code9leapで学べるプログラミング言語
code9leapは「HTML/CSS/JavaScriptを用いてゲームを作れるようになろう」という趣旨の学習サイトで、勉強できるプログラミング言語は以下の3つのみです。
【プログラミング言語】
- HTML
- CSS
- JavaScript
code9leapの特徴
code9leapではHTML/CSS/JavaScriptを使ってゲームを作って勉強が進められる無料のサイトです。環境構築も不要です。
code9leapで特徴的なのはもともと出来上がっているコードを自分でいろいろいじって学習していくというスタイルです。
なので、コードのどの部分がゲームにどう作用しているかが分かりやすく、理解が深まります。
環境構築も不要でブラウザ上でコードを書け、また書いたコードを自分のPCにダウンロードして使うことも可能です。
code9leapを使うのがおすすめな人
- HTML/CSS/JavaScriptの文法の知識が最低限ある人
- 将来的にゲームを作ってみたいと考えている人
code9leapではもともと存在するコードをチュートリアルに従って改造して学んでいきます。
なので、もともと存在するコードの意味をなんとなくわかる必要があるので、最低限HTML/CSS/JavaScriptの知識がないといきなりコードが出てきて意味不明だと思います。
また、ゲームを作って学んでいくので、将来的にプログラミングを使ってゲームを作ってみたいと考えている人にオススメです。
code9leapの勉強画面
code9leapでは画像のように、デフォルトでコードの完成形が表示されます。
左下の「Spriteで好きな画像を使うには」のようなチュートリアルに従ってコードを書き変えていくことで、コードのどの部分がゲームのどこに作用するのかを学んでいきます。
【動画型】独学ができるプログラミング無料学習サイト5選
ここからは、動画で学んでいくタイプの無料プログラミング学習サイトの紹介です。
無料プログラミング学習サイト:Udemy
サイト名 | Udemy |
---|---|
サイトURL | https://www.udemy.com/ja/ |
学習スタイル | 動画を視聴する |
難易度や学べる深さ | 未経験~上級レベル |
サイトの使いやすさ | 見やすく、使いやすい |
環境構築の必要性 | 講座によるが、ある場合が多い |
有料版の価格 | 講座によるが、1000円~3万円程度 |
Udemyで学べるプログラミング言語
Udemyで学べるプログラミング言語やフレームワークは非常に豊富で、プログラミング学習サイトの中では最も多くのプログラミング言語やフレームワーク、周辺技術などの講座があると思われます。
Udemyには超マイナーなプログラミング言語やフレームワークでない限りだいたい学べるコースが存在すると考えて大丈夫です。
したがって、学べる言語やフレームワークを紹介するとキリがないので、ここに一覧として羅列するのは控えさせていただきます。
Udemyの特徴
Udemyの最大の特徴は講座数がかなり豊富で、それに伴い様々なプログラミング言語やフレームワーク、周辺技術を学ぶことが出来る点です。
これは、Udemyが動画投稿プラットフォームであり、Udemyの動画の多くはUdemy社が投稿しているものではなく、別の個人や会社が投稿していることに起因しています。
これはYouTubeに似ており、投稿者が自由度高く色々な動画を投稿できるため、他の学習サイトにはないような多少マイナーで専門的な内容でもUdemyには講座が存在することが少なくないのです。
ただしUdemyには無料の講座は少なく、多くは買い切り型で有料ですが、30日間はコースの返品が可能で、返品した場合コースの料金が返金されるので、ハズレの講座にあたってしまっても安心です。
返金について詳しくは「コースの返金方法」をご覧ください。
Udemyを使うのがおすすめな人
- プログラミング未経験者/初心者
- 月額課金制のプログラミング学習サイトが嫌いな人
- 他の学習サイトでは詳しく解説されていない言語やフレームワーク、技術を学びたい人
Udemyはプログラミング未経験者や初心者でも理解しやすい講座も多く、理解できなくても返品可能なので、とりあえずUdemyで勉強を始めるのは敷居が低いですし超オススメです。
また、多くのプログラミング学習サイトは月額xxx円のような形が多いですが、Udemyは買い切り型で、1度買ってしまえばそれ以降お金はかからないのでリーズナブルだと言えます。
Udemyの勉強画面

実際に自分が購入したDjango(Pythonフレームワーク)の講座
Udemyの学習画面はこのような感じです。
動画の下の欄には「Q&A」や「メモ」があり、Q&Aからは不明点を動画投稿者に質問することが出来ます。また、メモでは動画内で開設されていることをメモにして残し、後から見直せます。
Udemyで無料で学べる範囲
Udemyの無料動画は「Udemy無料コース」から視聴することができます。
ただし、無料で見れる動画はかなり少ないうえに、内容も充実しているとはいいがたいです。
Udemyを使って日本語でしっかり勉強したければ、動画を購入して勉強することをお勧めします。
Udemyのサイトを見ると、講座が1万円~3万円ほどと表示され高いですが、Udemyでは月に数回セールが開催され、セールではこれらの動画が1000円台で買えるようになります。
1万円以上の正規料金を払って動画を見るのはバカみたいなので、よほど急ぎの理由がない限りセール日を狙うことをお勧めします。
無料プログラミング学習サイト:ドットインストール
サイト名 | ドットインストール |
---|---|
サイトURL | https://dotinstall.com/ |
学習スタイル | 動画を視聴する |
難易度や学べる深さ | 無料版:未経験~初級レベル 有料版:未経験~上級レベル |
サイトの使いやすさ | 無料版は少し不便 有料版なら使いやすい |
環境構築の必要性 | 基本的にあり |
有料版の価格 | 月額1080円 |
ドットインストールで学べるプログラミング言語
ドットインストールで学べるプログラミング言語やフレームワークはかなり豊富なので代表的なものを一部記述します。
もし、学べるプログラミング言語やフレームワークを全部見たいのであれば、とりあえず無料会員登録をして確認してみるといいです。
なお、ドットインストールではその他に該当するプログラミング・フレームワーク以外に学べる周辺技術が豊富なことも特徴です。
【プログラミング言語】
- HTML
- CSS
- JavaScript
- php
- Ruby
- Python
- Swift
- C言語
- C#
- Java
- Go
- Unity
【フレームワーク】
- Ruby on Rails
- React
- jQuery
- Node.js
- Vue.js
- Laravel
【その他】
- Git
- WordPress
ドットインストールの特徴
ドットインストールでは3分の解説動画を視聴して、その内容を実際に自分のPCで試すことによって学習を進めていきます。
そのため、環境構築は自分でする必要がありますが、環境構築の仕方について説明した動画もあるので、それを参考にすれば未経験者でもなんとかなるかもしれません。(普通に失敗する可能性もあります笑)
演習などはありませんが、実際に少し複雑なプロダクトをコースに沿って開発していくことも多く、実践力が身につきます。
無料で学べる範囲が少し狭いのがネックですが、有料版は月額1080円と高くはありません。
ドットインストールを使うのがおすすめな人
- プログラミング初心者・未経験者
- 様々なプログラミング言語に触れてみたい人
- 短い3分の動画でサクサク勉強したい人
- プログラミングやフレームワーク以外の周辺技術について詳しく学びたい人
ドットインストールでは様々な言語について初歩レベルから解説動画があるので、初心者や未経験者にぴったりです。
また、扱っているプログラミング言語やフレームワーク、技術がかなり多いため、どのプログラミング言語・フレームワークを勉強しようか迷っている人がお試し感覚でいろいろ勉強するのにもオススメです。
ドットインストールの勉強画面
ドットインストールではこのように動画で学んでいきます。
動画に映し出されるのは実際のコードだったり、解説用のスライドだったりすることが多いです。
ドットインストールで無料で学べる範囲
正直、ドットインストールで無料で学べる範囲は初歩レベルまでで広くありません。
環境構築の方法やプログラミングに必要なツールの使い方、メジャーなプログラミング言語の学習コースの最初の方の一部の動画を無料版では見ることが出来ます。
最初の方の一部だけでは学習内容として不十分ですので、ドットインストールを使ってガッツリ学習をしたい場合は、有料版にしないと勉強にならないでしょう。
- ドットインストールの全ての動画を視聴できるようになる
- 動画の音声を文字お越しできる
- 動画で使っているコードをサイト内で閲覧できるようになる
- 現役エンジニアに不明点を質問できるようになる
ドットインストール有料版ではエンジニアに不明点を質問できる点が素晴らしいです。
なぜなら、初心者にとってはプログラミングの分からない所を質問できる環境がないと挫折してしまうことが多いからです。
無料プログラミング学習サイト:Paiza
サイト名 | paiza |
---|---|
サイトURL | https://paiza.jp/works |
学習スタイル | 動画視聴・テキストを読んだ後演習をする |
難易度や学べる深さ | 無料版:未経験~初級レベル 有料版:未経験~上級レベル |
サイトの使いやすさ | コンテンツが多く、使い方に若干迷う |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 1078円 |
paizaで学べるプログラミング言語
paizaで学べるプログラミング言語やフレームワークは多いため、代表的なものの一部を抜粋して紹介します。
何が学べるのか全て確認したい場合は、paizaの「講座一覧」から会員登録なしで見ることが出来ます。
【プログラミング言語】
- HTML
- CSS
- JavaScript
- php
- Ruby
- Python
- Java
- C言語
- C#
- C++
- Scala
- Kotlin
- Go
- Swift
- Perl
- SQL
【フレームワーク】
- Ruby on Rails
- Flask
- Django
- Laravel
【その他】
- Git
- webデザイン
- Linux
paizaの特徴
paizaは動画による解説だけでなく、テキスト(文章)による解説も同時に閲覧でき、さらに動画を見ながら・テキストを見ながら同時にコードをブラウザ上で書いて実行して試すことが出来ます。
テキストによる解説は文字を読むのが面倒だったり、理解するのが難しいというデメリットがありますが、それは動画で視覚的に解説してやるでうまく解消しています。
一方、動画では「どこで何が説明されているか分からず、見直したい事項がどこで解説されているかわからない」というデメリットがあるのですが、これをテキストによる解説で打ち消しています。
このように非常に学びやすい学習サイトだと思います。
paizaを使うのがおすすめな人
- プログラミング初心者・未経験者
- 様々なプログラミング言語やフレームワークを試してみたい人
- 動画だけでなくテキスト(文章)による解説も欲しい人
- 環境構築をしたくない人・できない人
paizaは動画を使ったプログラミング学習サイトの中で最も勉強がしやすいサイトだと思います。
コンテンツ自体も初歩から解説したものが多く、未経験者でも簡単なものからステップアップして学習を薦められます。
そして、何度も言いますが動画・テキストによる解説があり、コード自体もブラウザ上で書けるというプログラミング学習に欲しい機能がすべて揃った学習サイトでかなりオススメです。
paizaの勉強画面
paizaの画面はこのようになっています。左上には動画による解説、左下にはテキストによる解説があります。
そして、右側ではコードを書いて実際に実行することが出来ます。
動画を見終わったら、動画の内容が理解できているかの演習問題があります。
「採点する」ボタンを押すと、自分のコードが正解しているか自動で判定してくれるので便利です。
paizaで無料で学べる範囲
paizaで無料で学べる範囲も多くはありません。無料ならプログラミング言語の入門コースや各コースの初めの一部だけを閲覧できるといった形です。
paizaでガッツリ勉強したいなら月額1078円しかかからずこのクオリティなので課金するのも悪くないと思います。
また、有料会員登録をすると不明点を現役エンジニアに質問することができ、より挫折するのを防ぐことが出来ます。
無料プログラミング学習サイト:schoo
サイト名 | schoo |
---|---|
サイトURL | https://schoo.jp/ |
学習スタイル | 動画を視聴する |
難易度や学べる深さ | 初級~中級レベル |
サイトの使いやすさ | 見やすく、使いやすい |
環境構築の必要性 | あり |
有料版の価格 | 980円 |
schooで学べるプログラミング言語
【プログラミング言語】
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
- Python
- Swift
- Java
- C言語
- C#
- Go
- Google Apps Script
- Unity
- Haskell
【フレームワーク】
- Ruby on Rails
- jQuery
- React
- Node.js
【その他】
- 語学やビジネススキルなど様々
schooの特徴
schooの特徴は生放送ライブで学んでいくという形態にあります。
無料会員登録のみで生放送ライブの授業に参加できるので、生放送カレンダーを用いて参加したい授業を見つけて授業を受けます。
生放送自体は講師が一方的に授業をするのではなく、生徒からも質問やコメントを発信することができます。
なお、過去の動画を閲覧するには有料となってしまいます。
schooを使うのがおすすめな人
- LIVE形式でプログラミングを学びたい人
- schooのプログラミング以外の講座にも興味がある人
プログラミングを勉強するにあたって、正直積極的にschooを選ぶ理由はそこまで見当たらないのかなと感じています。
というのも、無料版は生放送ライブに参加できないと勉強できないわけで、学びたいプログラミング言語やフレームワークの動画が生放送されている時期でないと意味がありません。
また、コンテンツ自体も講師にもよりますが、特に優れていることもなく、有料版にするにしても他のサイトの方がプログラミングの勉強には適しているからです。
schooの勉強画面
schooでの学習画面はこのような感じです。
動画内でここは重要だなと感じたところは動画下の欄にメモを書いて残すことが出来ます。
schooで無料で学べる範囲
schooは他のサイトと異なり、生放送ライブなら無料で参加できるので究極、未来のコンテンツはすべて無料であるとは言えます。
とは言え、現実的には以下のような問題点があるといます。
- すべての生放送ライブに参加できない
- 過去の放送を視聴できない、視聴したライブを見直して復習できない
- 学びたいコンテンツが将来的に放送されるか分からない
もし、schooでプログラミングを勉強するなら、過去コンテンツを視聴したり、ライブ動画を再度視聴して復習する場面も多いかと思いますので、有料会員登録をするのが無難です。
無料プログラミング学習サイト:YouTube

YouTubeでプログラミングについて検索すると有益な動画がたくさん出てくる
サイト名 | YouTube |
---|---|
サイトURL | https://www.youtube.com/ |
学習スタイル | 動画を視聴する |
難易度や学べる深さ | 未経験~ |
サイトの使いやすさ | 使いやすい |
環境構築の必要性 | あり |
有料版の価格 | 有料版なし |
YouTubeで学べるプログラミング言語
YouTubeで学べるプログラミング言語は(多すぎて)すべて調べることが出来ません。
ですが、メジャーな言語やフレームワーク、技術については誰かしらが詳しい解説動画などをアップしていらっしゃるはずです。
YouTubeの特徴
ご存じの通り、YouTubeなので基本的に無料で動画をみることができます。
動画のクオリティや、不明点の質問などのサポートが受け付けてもらえるかは投稿者にもよります。
質の高い分かりやすい動画を選ぶには視聴数や高評価の数が多いものやコメントなどを見るとある程度判別がつくでしょう。
また、途中に挟まれる広告などで割と集中力が削がれることも多いです。
YouTubeを使うのがおすすめな人
- 環境構築を問題なく出来る人
- どうしてもお金をかけず動画でプログラミングを勉強したい人
やはり無料というだけあって、有料コンテンツよりは質が下がってしまいます。そこを理解した上でYouTubeで勉強するならOKです。
もちろん、不明点の質問はしても答えてもらえない可能性もそこそこ高いですし、情報が古いこともあったりします。
また、環境構築ができないと、自分のパソコンで動画内に紹介されているプログラムを実行できないと勉強にならない点にも注意が必要です。
【ゲーム型】独学ができるプログラミング無料学習サイト3選
ここからはゲーム形式で学べるプログラミング学習サイトをみていきましょう。
無料プログラミング学習サイト:CodeCombat
サイト名 | CodeCombat |
---|---|
サイトURL | https://codecombat.com/ |
学習スタイル | RPGを進めていく |
難易度や学べる深さ | 無料版:未経験~初級 有料版:未経験~中級 |
サイトの使いやすさ | サイト自体は悪くないが日本語が読みにくい |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 月額9.99ドル |
CodeCombatで学べるプログラミング言語
CodeCombatで学べるプログラミング言語は基本的に以下の5つです。
なお、Luaを学べる日本語対応のプログラミング学習サイトはかなり少ないです。
【プログラミング言語】
- Python
- JavaScript
- C++
- Java
- Lua
CodeCombatの特徴
CodeCombatでは実際のプログラミング言語を書きながらロールプレイングゲーム(RPG)を進めていきます。
海外のサイトですが、日本語翻訳が可能です。そのため、文章が不自然だったりすることは多いですが、内容の理解にそこまで影響は出ないでしょう。
基礎的な文法は無料で学習できますが、月額10ドル程度の有料会員登録をするとゲーム制作やweb制作についても学ぶことが出来ます。
他にも、RPG中で選択できるキャラクターなどが増えます。
CodeCombatを使うのがおすすめな人
- RPG形式でプログラミングを勉強したい人
- プログラミングに苦手意識がある人
RPG形式で日本語に対応していて実際のプログラミング言語を勉強できるサイトは今のところ多くないです。
ゲーム形式で学ぶといっても各サイト様々な形式のゲームを提供していますが、RPG形式で学びたいという人はCodeCombat一択だと思います。
また、ゲームで学べるので「普通にプログラミングを学習するのは少ししんどい、苦手だ」という方にもピッタリです。
CodeCombatの勉強画面
CodeCombatでは左にゲーム画面、右にコードを書く画面があります。
コードを書くことによって右画面のキャラクターを操作し、ゲームを進めていきます。
CodeCombatで無料で学べる範囲
CodeCombatで無料で学べる範囲は基本的な文法に関してのみです。
実際に、プログラミングを利用してwebサイトを作ったり、ゲームを作ったりのような応用は課金をしないと学ぶことが出来ません。
「CodeCombatなら楽しく学べ、web制作かゲーム制作に興味がある」という人は無料版を終えた後、課金してCodeCombatで学び続けても良いと思います。
無料プログラミング学習サイト:コードガールこれくしょん
サイト名 | コードガールこれくしょん |
---|---|
サイトURL | https://paiza.jp/cgc |
学習スタイル | 女の子のキャラクターを集めていくゲーム |
難易度や学べる深さ | 未経験~中級 |
サイトの使いやすさ | 見やすく使いやすい |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 有料版なし |
コードガールこれくしょんで学べるプログラミング言語
コードガールこれくしょんで学べるプログラミング言語は以下の8つです。フレームワークなどはあまり学べません。
【プログラミング言語】
- PHP
- Ruby
- Java
- Python
- C言語
- C#
- JavaScript
- C++
コードガールこれくしょんの特徴
コードガールこれくしょんはpaizaが運営しているサイトで、課金要素がない完全無料で学び遊べるゲームです。
ゲームはプログラミングの問題を解いていくことで女の子のキャラクターを集めていくという収集系の要素が強いゲームです。それだけでなく、恋愛シミュレーション要素も入っています。
ガチャなどの収集要素があり、問題を解かないとできないような仕組みになっているので、自然とプログラミングの問題を解いて気が付いたら力が付いているという仕組みです。
学習内容としては、基本的な文法が中心で応用や実践まではあまり学べないといったイメージです。
コードガールこれくしょんを使うのがおすすめな人
- プログラミング言語の文法を無料で学びたい人
- かわいい女の子や収集系・恋愛系のゲームが好きな人
ゲームで学びたい人の中でも、特に二次元の女の子や収集系のゲーム、恋愛系のゲームが好きな方にはコードガールこれくしょんはオススメできます。
やりこみ要素があるので、「なかなかプログラミングの勉強が自発的に続けられない」といった方にもおすすめです。
今回はコードガールこれくしょんを紹介しましたが、paizaにはこの他にもプログラミングを学べるゲーム形式の学習サイトが複数個あります。
ゲーム形式でプログラミングを学びたいけど、気に入るゲームがないという方はpaizaのサイトを探してみてもいいでしょう。
コードガールこれくしょんの勉強画面
まず、ホーム画面はこんな感じ。ただのゲームサイトにしか見えないし、これがプログラミング学習サイトっていうんですから正直びっくりです。
ボタンが多くてややこしいですが、丁寧なチュートリアルがあるので、操作で迷うことはなさそうです。
実際に問題を解いている画面です。問題を解き終えて「できた!」ボタンを押すと自動でコードを判定してくれます。
画面の左では可愛い女の子が応援してくれます。やる気が出ますね…(?)
問題が解けなかったり、そもそも問題を解くための知識がない場合は動画による学習が可能です。
動画は普通のpaizaの講座と同じものです。
無料プログラミング学習サイト:Swift Playgrounds

Swift PlaygroundsはiPadやMac用のアプリです
サイト名 | Swift Playgrounds |
---|---|
サイトURL | https://www.apple.com/jp/swift/playgrounds/ |
学習スタイル | ミニゲームをクリアする |
難易度や学べる深さ | 未経験~中級 |
サイトの使いやすさ | 見やすく使いやすい |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 有料版なし |
Swift Playgroundsで学べるプログラミング言語
Swift Playgroundsでは名前の通りSwiftしか学ぶことができません。
【プログラミング言語】
- Swift
Swift Playgroundsの特徴
Swift Playgroundsでは実際にiPhoneアプリ作成に使うプログラミング言語Swiftを書いてミニゲームをクリアしていく形式のアプリゲームです。
ただし、Swift Playgroundsで遊ぶためにはMacかiPadが必要です。そもそも、Swift自体がApple製品でないと使えないので、Swiftに興味がある方は今のうちにMacかiPadを購入しておきましょう。
Swift Playgroundsを使うのがオススメな人
- プログラミング未経験者・初心者
- SwiftやiPhone用のアプリ制作に興味がある人
- MacかiPadを持っている・買ってもいい人
Swift Playgroundsは子供のプログラミング学習にも使えるよう作られているので、プログラミング未経験の大人でも難なく勉強を進められます。
ただし、学べる言語はiPhoneアプリ制作に使われるSwiftのみで、iPhoneアプリ制作を将来的にしたい人にはかなりオススメです。
Swift Playgroundsの勉強画面
Swift Playgroundsはこのような学習画面になっています。
画面の左側には指示や解説があり、その下に実際にコードを書いていきます。
コードを実行すると右側のキャラクターがコードにしたがって動いていき、目標をクリアできたらOKです。
【お子様向け】独学ができるプログラミング無料学習サイト4選
ここからは子供や子供と一緒に学べるプログラミング学習サイトを紹介していきます。子供向けとは言え、大人にも有用な学習サイトもあるので、一読してみてください。
無料プログラミング学習サイト:CodeMonkey
サイト名 | CodeMonkey |
---|---|
サイトURL | https://codemonkey.jp/ |
学習スタイル | ゲーム形式 |
難易度や学べる深さ | 未就学児~中学生レベル |
サイトの使いやすさ | 見やすく使いやすい |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | コースによるが1年で6000~13000円程度 |
CodeMonkeyで学べるプログラミング言語
CodeMonkeyで学べるプログラミング言語は以下の2つです。
ただし、未就学児なども遊べるコースではプログラミング言語は使わず、ビジュアルプログラミングを行っていきます。
【プログラミング言語】
- CoffeeScript
- Python
CodeMonkeyの特徴
CodeMonkeyは未就学児〜中学生レベルのお子様のプログラミング学習の導入にピッタリです。
未就学児〜小学生低学年レベルの教材ではビジュアルプログラミングを用いており、実際にコードを書くことがないので簡単にゲームを進められると思います。
また、実際にコードを書くコースではCoffeeScriptやPythonなどのプログラミング言語を使うものの、初歩の初歩からゲーム形式でステップアップして学んでいくことができます。
CodeMonkeyを使うのがオススメな人
- プログラミングに触れたことがないお子様
- ちょっと踏み込んだプログラミングにチャレンジしてみたいお子様
- プログラミングが意味不明だと感じた大人
ビジュアルプログラミングから始められるのでプログラミング未経験のお子様でも難なく始められます。
逆に、少し慣れているというお子様でも、ゲーム開発やチャットボット開発のコースがあるので、踏込んだ内容まで勉強することができます。
また、子ども用に作られているほど簡単なので、プログラミングを勉強してみたけど理解できず挫折してしまった大人も使ってみる価値があります。
CodeMonkeyの勉強画面
CodeMonkeyでは左画面のおさるさんを動かすためのコードを右画面に書いていきます。
コードを書いたら「実行」ボタンを押します。すると、書いたコードのとおりおさるさんが動くので、バナナをとるなどのミッションを達成できれば成功です。
CodeMonkeyで無料で学べる範囲
CodeMonkeyの無料体験を使うと「コードの冒険」の最初の方のコースをプレイすることができ、学べるのはCoffeeScriptというプログラミング言語の初歩です。
ほとんどが有料なので、一度無料体験で試してみて、気に入ったり、楽しく勉強が続けられそうなら有料プランに移行するのが良いと思います。
有料プランだとチャットボットやゲームの作り方やpythonなど踏み込んだ学習も可能です。
無料プログラミング学習サイト:Progra!
サイト名 | Progra! |
---|---|
サイトURL | https://progra.org/ |
学習スタイル | Scratch |
難易度や学べる深さ | 未就学児~中学生レベル |
サイトの使いやすさ | 見やすく使いやすい |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 月額2980円 |
Progra!で学べるプログラミング言語
Progra!で学べるプログラミング言語は1つです。
【プログラミング言語】
- Scratch
Scratchは子供のプログラミング教育用に作られたビジュアルプログラミング言語で、実務などで実際に使われる言語ではありません。
Progra!の特徴
Progra!はマサチューセッツ工科大学によって作られた教育用のビジュアルプログラミング言語Scratchを用いた小中学製向けの自習型プログラミングサイトです。
プログラミングを教えてくれる先生はいませんが、丁寧な解説動画で自習することが可能で、動画を見た後は、実際にプログラムを作成していきます。
コースは入門・初級・中級・上級の4つがあり、入門コースの2つと初級コースの1つのみ無料で公開されています。
Progra!を使うのがオススメな人
- Scratchを使ってプログラミングを子供に学んで欲しい・一緒に学びたい人
- 子供に自学自習の習慣をつけさせたい人
Progra!で使われている言語であるScratchは世界的に有名なプログラミング学習用のビジュアルプログラミング言語です。
コードを書く必要がないので、プログラミングを知らない親も一緒に学びやすいこともあり日本でも子供のプログラミング教育によく使われています。
Progra!の学習画面
コードを書く画面はこんな感じです。難しい英語のコードを書く必要はなく、日本語で書かれたパネルを組み合わせていくことでプログラムを作ります。
実際のプログラミング言語が身につくわけではありませんが、プログラミングに必要な頭の使い方や考え方を身につけることは可能です。
Progra!を無料で学べる範囲
Progra!を無料で学べる範囲は入門コースと初級コースの一部で、Scratchの使い方とScratchを用いたプログラムの作り方を学べます。
月額2980円の課金で全てのコースで学ぶことができるようになり、さまざまなゲームなどを作れるようになります。
もし、お子様が気に入ったのなら勉強にもなりますので、課金してプログラミングを勉強させてみるのも悪くないでしょう。
無料プログラミング学習サイト:Rubyプログラミング少年団
サイト名 | Rubyプログラミング少年団 |
---|---|
サイトURL | https://smalruby.jp/ |
学習スタイル | ビジュアルプログラミング |
難易度や学べる深さ | 未就学児~小学生レベル |
サイトの使いやすさ | 可もなく不可もなく |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 有料版なし |
Rubyプログラミング少年団で学べるプログラミング言語
Rubyプログラミング少年団では学べる言語はその名の通りRubyのみとなっています。
【プログラミング言語】
- Ruby
Rubyプログラミング少年団の特徴
Rubyプログラミング少年団の提供する「smalruby(スモウルビー)」を使うと無料でrubyやビジュアルプログラミングをすることができます。
ビジュアルプログラミングが可能なので、実際に英語のコードが書けないとか書くのに抵抗がある方でも大丈夫です。
その逆で「実際の英語のコードもお子様に勉強させたい」というニーズにも答えており、実際に使われるプログラミング言語Rubyの勉強もできます。
ただし、Progra!のように学習コースは多くありません。
Rubyプログラミング少年団を使うのがオススメな人
- 子供の学習とはいえ、実際に使われているプログラミング言語を学ばせたい人
- ビジュアルプログラミングで子供と一緒にプログラミングを勉強していきたい人
Progra!とよく似ているものの、実際にRubyのコードも書いたり勉強できたりするのがRubyプログラミング少年団の特徴です。
実際に使われているプログラミング言語を学ばせてみたい!という方にはおすすめです。
Rubyプログラミング少年団の学習画面
1つ前で紹介したScratchやProgra!の学習画面と似ています。
基本的にビジュアルプログラミングのみで、実際に英語のコードを書くことなく日本語の命令ブロックを組み合わせていくことでプログラムを作成できます。
左上の「ルビー」欄を押すと、実際にRubyで書くとどのようなコードになるか確認したり、逆にプログラムをRubyを書いて作ることも可能です。
無料プログラミング学習サイト:CodeStudio
サイト名 | CodeStudio |
---|---|
サイトURL | https://code.org/ |
学習スタイル | RPGを進めていく |
難易度や学べる深さ | 未就学児~中学生レベル |
サイトの使いやすさ | 日本語が不自然でわかりにくい |
環境構築の必要性 | なし |
有料版の価格 | 有料版なし |
CodeStudioで学べるプログラミング言語
CodeStudioではビジュアルプログラミングでプログラムを作成するのが主流ですが、JavaScriptも学ぶことができます。
【プログラミング言語】
- JavaScript
CodeStudioの特徴
CodeStudioもビジュアルプログラミングを楽しめる学習サイトです。
他のサイトは無料でもコースが少ないか、コースは豊富だけど有料化のどちらかが多い一方、コースが豊富な上に完全無料で楽しめるのがCodeStudioの特徴です。
CodeStudioは海外のサイトで、デフォルトの言語が英語なので言語を日本語に翻訳してから使い始めましょう。少々、不自然な日本語もありますが勉強に支障はあまりなさそうです。
CodeStudioを使うのがオススメな人
- 無料で色々なビジュアルプログラミングを楽しみたい人
- ビジュアルプログラミングで子供と一緒にプログラミングを勉強していきたい人
日本語が少々不自然で読みづらい反面、無料で様々なビジュアルプログラミングを楽しめるというメリットも大きい学習サイトです。
「子供にもっとたくさんのコースをやらせてあげたいけどお金がかかるのは嫌だな…」という方はぜひCodeStudioを検討してみてください。
CodeStudioの勉強画面
CodeStudioは初期段階ではビジュアルプログラミングでプログラムを作成していきます。
Scratchなどと同じく命令ブロックをつなげていくことでプログラムを作成します。
独学したい人向けのプログラミング無料学習サイトの選び方
19個とかなりたくさんのプログラミングスクールを紹介してきましたが、多すぎて結局どれを選べば良いのか迷いますよね。
ましてや、有料プランまで課金しようと考えると、もっと慎重になってしまいます。ここではプログラミング無料学習サイトの選び方について解説していきます。
どの学習スタイルが合っているか?
- テキスト(文章)を読んで学ぶタイプ
- 動画を視聴して学ぶタイプ
- ゲームで学ぶタイプ
プログラミング学習サイトは大まかに上の3つのタイプに分けることができます。
どの学習スタイルも一長一短で、どれが自分に合うスタイルなのか見極める必要があります。
3タイプの学習サイトから1つずつサイトを選んで使ってみて、一番勉強が続けられそうだったり便利だと思ったものを使うと間違いがないです。
学びたいプログラミング言語はあるか?
既に気になるプログラミング言語が決まっていたり、どの技術を勉強したいかが決まっている人もいると思います。
そんな方には「自分が勉強したいプログラミング言語やフレームワーク・技術などはそのサイトで勉強できるのか」はかなり大事です。
学びたいプログラミング言語や技術が習得できないのに勉強し始めるのは時間の無駄以外の何でもないからです。
そのプログラミング学習サイトのコンテンツやコースは豊富か?

勉強したいプログラミング言語や技術はまだ決まっていないから、とりあえず色々試してみたい
こういう方にとっては、「色々」試すためにはそのプログラミング学習サイト内のコンテンツが充実しており、色々な言語やフレームワーク、技術を学べた方が良いです。
また、学びたいプログラミング言語が決まっている人でも、他の言語や技術が気になるかもしれませんし、その場合は1つのサイトで多くのことが学べた方が便利です。
そのプログラミング学習サイトで学べる深さや難易度は?
そのプログラミング学習サイトを使ってどのくらいまで踏み込んで学べるかというのもチェックしておきましょう。そして、もちろん深く学べるほど難易度は高いです。
もちろん、あなたがどこまで深く学びたいと思っているかにもよりますが、大は小を兼ねるので学べる深さは深いほどよいです。
学べる深さについては以下のように考えてみていくとそのサイトの難易度がなんとなくわかると思います。
- 文法までしか学べないのか?
- 実際に何か(webアプリやAIなど)を作る実践レベルまで学べるのか?
- もっと踏み込んで実務レベルまで学べるのか
実務レベルまで学べる学習サイトはあまりなく、多くのサイトは文法だけを学べる、もしくは一部実践的なコースまで存在するのようなパターンが多いです。
有料版の価格や料金形態はどれくらいか
正直、すべてのコースやコンテンツを無料で学べるサイトの方が少ないです。
最低限のお金がかかるということは覚悟しておいて欲しいのですが、そうなると有料コースに移行した時にどれくらいのお金がかかるかです。
- どれくらいの料金が必要なのか?
- 買い切りタイプなのか?サブスク型なのか?
- 買い切りタイプなら返金・返品制度は存在するのか?
単純な料金以外にも気をつける必要があり、サブスク(月額課金)なのか、買い切り型なのかです。
買い切り型なら少々高いかもしれませんが、買ってしまった後はお金がかかりません。
一方で、サブスク型は月々の料金は安いかもしれませんがそのサイトを使い続けると永遠に使用料金が発生します。
どちらが良いかはあなたの学習スタイルや性格にもよると思います。
そのプログラミング学習サイトでは環境構築は必要か?
環境構築とは、あなたのパソコンでプログラムを書いて実行するために、必要なソフトウェアをインストールしたり、PCの設定を変更したりすることです。
実は、初心者にとって環境構築はかなり難しいものであり、コードやプログラムを書くに至るまでに挫折してプログラミングを諦めてしまう人も少なくありません。
プログラミング学習サイトには2種類あり、自分のPCで環境構築をしないと勉強できないタイプとサイト上でコードを書いて実行できるタイプです。
どう考えても、プログラミング初心者や未経験者にはサイト上でコードを書いて実行できるタイプの学習サイトの方がおすすめです。
「コードやプログラムを実際に書くまでに挫折していまう」という現象を防ぐことができるからです。
使いやすさ
使い方などを読まなくてもなんとなく理解できる操作性に優れたサイトも存在すれば、どうやって勉強していくのかよく分からない学習サイトも存在します。
また、操作性だけでなく海外サイトなどを使う場合、翻訳できるものの日本語が不自然ですこし気持ち悪いと感じる場合もあります。
とは言え、使いやすさが優れているものほど有料である場合が多く、お金か使いやすさか何を重視するかにもよるところはあります。
プログラミングを独学で勉強するためのコツ

プログラミング、独学できるか不安だな…
プログラミングを実際に独学するのは難しいことです。なんといっても、理解できずに挫折したり、そもそもモチベーションが保てないことも多くあり得るからです。
ですが、勉強を継続できないとスキルは身につきませんし、その先にもつながりません。
ここでは、プログラミングを独学で勉強するためのコツを説明していきます。
プログラミングをする目的・目標を明確にする
プログラミングを勉強し始める上で最も重要な事項の1つなのですが、プログラミングを勉強する目的や目標を明確にしてください。
「なんとなく流行っているから」とか「なんか有利そうだから」のような適当な理由だとモチベーションが維持できず、だいたい挫折します。
また、目的を決めるメリットはこれだけでなく、目的が定まっていると勉強すべきプログラミング言語やその順番がある程度自然に決まります。
大きな目標から逆算してマイルストーンを作る
目標を設定したとしても、その目標が遠くて挫折してしまうことも少なくありません。
なので、設定した大きな目標から逆算してマイルスト―ン(中間目標)を作っていきましょう。
例えば、目標Aを設定したとして、それの達成のためにはA1,A2,A3の習得が必要だと判明すれば、A1,A2,A3を中間目標とすればよいのです。
スタート地点から最終目標までは遠くても、スタート地点から中間目標まではそこまで遠くないように設定すれば、できるだけモチベーションを失わず勉強を継続できるでしょう。
目標達成に必要なプログラミング言語とどの分野の勉強が必要か把握
ここでやることは以下の2つです。
- 設定した目標を達成するために勉強する必要があるプログラミング言語は何かを把握
- どんな分野について勉強が必要かを把握
①について、目標と関係のないプログラミング言語を学ぶのは無意味であることは簡単に想像できるでしょう。
②については、例えば、Pythonというプログラミング言語はAI/機械学習の開発にもwebアプリの開発にも使えます。
AI/機械学習を目標にする人が「Pythonの習得が必要だ」と理解していたとしても、Pythonで「webアプリ」の分野の開発を勉強していても、目標達成にはただの遠回りです。
場合によってはプログラミング学習サイトでない教材に変えてみる
勉強するためにどんな教材を選ぶのかもかなり大切です。教材の選び方としては、教材のレベルと教材の形態(オンラインなのか、動画なのか、本なのか)の2つに気を付けて選んでください。
本記事では動画教材やオンラインの教材について詳しく紹介したので、ここで他の教材についても軽く紹介します。
プログラミングスクールを利用する
プログラミングスクールは、プログラミング学習のブースターのようなもので、初心者が特につまずいたり、挫折しやすい初期段階を徹底的にサポートしてくれます。
また、スクールでは最後にオリジナルの制作物を作ることが多いので、自動的に「目標」も定まるでしょう。
プログラミングスクールは結構数が多くて、迷ってしまうとの声も多いですが、コースも豊富で、かつ現役エンジニアに教えてもらえる「テックアカデミー」が一番おすすめです。
なお、逆にある程度プログラミングに慣れている方にはスクールは全くオススメしないです。
本や参考書でプログラミングを勉強する
プログラミングを独学するならなんやかんや本を買うのがメジャーなイメージがありますが、初心者にとっては本での学習は他のどのツールを使うより難しいです。
オススメなのは、独学する際に基本は「動画」や「学習サイト」を使い、その補助教材として本を使うというやり方です。
また、本を買うときは特に以下の3点に気を付けて選んでください。
- 自分の目的や用途にあった本か?
- 自分が理解できるようなレベルの本か?
- 出版日が比較的新しいか?

自分は一度、初心者のころ、中級者向けの本を買ってほぼ何もわからなかったし、ほしい情報も得られなかったという苦い経験があります笑
正しい方法でプログラミングの勉強をする
プログラミングの勉強方法は、今までの学校の勉強方法とは少し異なります。間違った勉強方法をしていると一向に上達せず、苦手意識を抱くことにつながります。
- インプット:本や動画などの教材を読み、新たな知識・文法などをインプット
- アウトプット:インプットで勉強したものを実際に自分の手を動かしてコードに落とし込む
特に大事なのは「アウトプット」です。習ったことを実際にコードに落とし込み、体でプログラミングを覚えましょう。(スポーツみたいですね笑)
学校の勉強のように、ノートにまとめたり、暗記をしようとするのは効率の悪い勉強法です。
プログラミングの疑問点・不明点を質問・相談できる環境を持つ
初心者にとって、プログラミングは分からないことだらけです。
かなり時間をかけて調べたり、考えたりしても分からないことはどうしても出てくるもので、疑問点を解消できないと勉強を進められなくなることもあり、そうなると挫折に繋がります。
そこで、プログラミングの疑問点や不明点を質問・相談できる手段を知っておく・環境を持っておくことは必須です。
- プログラミングスクールを利用してみる
- 「teratail」などのQ&Aサービスを用いる
- 「MENTA」などのメンター型のプログラミング質問サービスを使う
- 友人や知人のプログラマーに聞いてみる
プログラミングの疑問点・不明点を解消する手段としては上に紹介した4つの主な手段を検討してみるといいです。詳細は別記事にもまとめていますので、あわせてご覧ください。
ライバルや仲間を作る
プログラミング学習のモチベーションを保つ手段としてライバルや仲間をつくるのも有効な手段です。

とはいっても、周りにプログラミングを勉強していそうな友達いないから難しそうだな…
周りにプログラミングをしている友人・知人がいる人の方が少ないです。TwitterなどのSNSや「conpass」などを利用してみてはいかがでしょうか?
どういうサービスか簡単に紹介すると、オンライン上でプログラミングを勉強する仲間を探せるサービスです。
色々な勉強会などが開催されています。初心者大歓迎のプログラミングコミュニティですので、プログラミングを勉強し始めて間もない人も尻込みせずに参加できます!
コメント