【プログラミングへの適性】向き・不向きやその見極め方を徹底解説

PC・プログラミング

プログラミングを勉強してみたいんだけど、自分に適性があるか不安。どうやったらプログラミングの適性があるかわかるんだろう?

そもそも、プログラミングへの適性ってどんなものがあるんだろうね?

本記事ではこのようなプログラミングの適性や向き・不向きに関する、初心者や未経験者が抱えがちな不安や悩みについて解説していきます。

この記事を読むとわかること

  • あなたにプログラミングへの適性があるか、向き・不向きを見極める方法
  • プログラミングに向いている人の特徴
  • プログラミングに向いていない人の特徴

僕自身、プログラミングに触れ始めてから数年たちますが、「プログラミングってこういう人は向いていないだろうな」などと、やはりプログラミングにも向き・不向きがあると感じることがあります。

最後まで読んでいただくと、プログラミングに向いている人や逆に向いていない人の特徴だったり、あなたがプログラミングに適性があるか見極める方法もわかります!

  1. プログラミングへの適性を考える前に
    1. 「適性」を構成する3つの要素
      1. マインド(性格)
      2. ナレッジ(知識)
      3. スキル(能力)
    2. プログラミングへの適性がないとどうなる?
  2. プログラミングへの適性は実際にコードを書いて見極めるのが1番
    1. プログラミングスクールの無料体験で適性を判断
    2. 独学で少しコードを書いてみて適性を判断
  3. 【プログラミングへの適性】向いている人の特徴
    1. マインド編(性格編)
      1. プログラミングをしている時間が嫌いじゃない
      2. 頭を使って考えることが好き
      3. 学ぶことが好き
      4. 試行錯誤が好き
      5. 粘り強く根気がある・諦めが悪い
      6. 好奇心旺盛である・探求心がある
      7. 無駄が嫌いで、効率的なことが好き
      8. 細かく地道な作業が嫌いでない
      9. 協調性がある
    2. ナレッジ編(知識編)
      1. PCの最低限の知識がある
    3. スキル編(能力編)
      1. 論理的思考力がある
      2. 体力がある
      3. 集中力がある
      4. 文章の読解力・理解力がある
      5. 想像力がある
      6. コミュニケーション能力がある
  4. 【よくある誤解】プログラミングに必ずしも必要でない適性
    1. 英語力
    2. 数学力があること・理系であること
    3. ものづくりが好きであること
  5. 【再確認:プログラミングへの適性】向いていない人の特徴
    1. 【大前提】致命的に頭が悪い人にはプログラミングは無理
    2. マインド編(性格編)
      1. 根気がなく、諦めが良い
      2. 細かく地道な作業が出来ない
      3. 常に人と話していたい
      4. 面倒で単純な作業が嫌いじゃない
      5. 学ぶこと・探求することが嫌い
      6. 試行錯誤するのが嫌い
  6. プログラミングへの適性診断サイト3つ
    1. Geek Job
    2. エンジニアリング協会
    3. プログラマスター
  7. まとめ:プログラミングへの適性を見極めるには?
    1. プログラミングへの適性は自分でコードを書いて見極めるのが1番

プログラミングへの適性を考える前に

プログラミングの適性についてみていく前に、前提として分かっておいていただきたいことが何点かあります。

「適性」を構成する3つの要素

まず、適性は以下の3つの側面に分けることができます。

  • マインド(性格)面
  • ナレッジ(知識)面
  • スキル(能力)面

プログラミングをするに当たって、適正の中でも最も大事なのはマインド面です。

なぜなら、スキル(能力)やナレッジ(知識)は後から習得することができる一方、性格はなかなか簡単に変えられるものではないからです。

マインド(性格)

マインド面とは、あなたがプログラミングをするのに適した性格を持っているか?ということです。

後ほど詳しく説明しますが、例えば「試行錯誤が好きか?」とか「好奇心旺盛か?」のような項目が挙げられます。

マインドは性格面ゆえ、ナレッジ(知識)やスキル(技術)のように後から身につけたり変えたりすることが難しいので、最も重視するべき側面です。

あなたのマインド面(性格)がプログラミングに不向きな場合、プログラミングの勉強は正直あまりお勧めすることはできません

ナレッジ(知識)

ナレッジとは知識のことで、単純にプログラミングをして困らないだけの最低限の知識を持っているか?ということです。

最低限の知識がなかったとしても、別に自分で調べたりして身につければ何も問題ないので、知識面についてあまり重視しなくても問題はありません。

スキル(能力)

スキルとは能力のことで、プログラミングをするときに必要となる能力があるか?ということです。

例えば、「論理的思考力があるか?」や「体力があるか?」のような項目が挙げられます。

確かに、スキル(能力)はもとからあるに越したことはないですが、基本的にスキルというのは後から身につけられるものです。

ですので、事前にスキル(能力)がないからといって、プログラミングにとりくむのを諦める必要はありません

プログラミングへの適性がないとどうなる?

プログラミングへの適性があまりない人がプログラミングを学び、習得することは不可能ではありません。

ですが、プログラミングに適性がない人は、適性がある人に比べて圧倒的にプログラミングのスキルや知識の習得速度が遅くなります

それに伴い、適性のない人だと、プログラミングの勉強を挫折してしまい、お金や時間を無駄に使っただけで終わる可能性が高いです。

さらに、プログラマーとして働いたとしたら、仕事が思うように進まずプライベートの時間が少なくなったり、給料も上がりづらくなったりする可能性もあります。

プログラミングへの適性は実際にコードを書いて見極めるのが1番

プログラミングの勉強を始める前に、自分に適性があるのか判断することは重要です。

「プログラミング適正診断」のようなサイトも存在しますが、完璧に信用できるような診断でもありません。

結局、自分がプログラミングの適性があるか確かめる1番の方法は、実際にプログラミングを始めてみることなのです。

プログラミングスクールの無料体験で適性を判断

「実際にプログラミングをやってみて適性を判断する」といっても初心者は、コードを書くまでの設定や基礎知識などでつまずき時間がかかったり、さらには諦める人までいます。

そこで、おすすめしたいのが、プログラミングスクールの無料体験レッスンを利用することです。

なぜなら、プログラミングスクールでは専属のメンターなどが初心者がつまずく点を徹底的にサポートしてくれ、初心者でも簡単にコードを書くところまでたどり着けるからです。

何といっても、無料なので使い倒してやりましょう。プログラミングスクールに通う気がなくても、無料期間だけ使って後は解約すれば問題ないです。

\プログラミングの適正を見極めるのにもってこい!/

独学で少しコードを書いてみて適性を判断

web上でプログラミングを学べる学習サイトprogate

独学でプログラミングを少し実際に勉強してみて適性を見極めるのもアリです。「progate」というweb上でプログラミングを学習できるサービスを使ってみてください!

本来、プログラミングを自分のPCでするには、必要なソフトをインストールしたり、PCの設定をする必要があり、これを「環境構築」と言います。

環境構築は割と難しく、ここでつまずく初心者も多いのですが、progateでは環境構築なしでプログラミングをてっとり早く勉強し始めることができるからです。

【プログラミングへの適性】向いている人の特徴

「あー、なるほどね。プログラミングってそういう感じなのね」

マインド編(性格編)

まずは、最重要であるマインド(性格)編からお話ししていきます。

全てに当てはまる人の方が少ないですが、せめて半分以上は当てはまっていて欲しいところ。それ未満なら適性がなさそうなので諦めるのも選択肢として入ってくるでしょう。

プログラミングをしている時間が嫌いじゃない

マインドの中でも、結局1番大事なのはプログラミングをしていて苦じゃないことです。

この章では実際にプログラミングするのに向いている性格を多く紹介しますが、結局やってみないとわからないことの方が多いです。

確かに「試行錯誤が好きか」とか「頭が使うのが好きか」と言われると難しそうに感じますが、いざ実際やってみると面白いと感じる人も割と多いです。

未経験者

ネットの記事見たら、「頭を使うことが好き」ってあって自分の性格には合わなさそうだし、やめておこうかな…

プログラマー

いや、ネットの記事だけ見て不向きそうだって判断するのは早とちりだよ。

見たり聞いたりするより、まずは自分でプログラミングをやってみて適性を見極めることが1番重要!実際は適性がある可能性も全然あるからね!

本当は適性があるのに、プログラミングをやらずに適性がないと判断してしまう人も多く、かなり損です。だからこそ、一度自分でコードを書いてみてください!

頭を使って考えることが好き

プログラミングをしていると、自分の頭を使って考える機会が日常茶飯事です。

例えば、「この機能ってどうやったらコードとして実装できるんだろう?」とか「なんでこのエラーが発生するんだろう?」といった具合です。

なので、自分の頭でものごとを考えるのが好きな人はプログラミングに向いていると言えるでしょう。逆に嫌いな人はプログラミングだけでなく頭を使う仕事そのもの向いていないです。

学ぶことが好き

学習意欲があれば、プログラミングスキルをますます高めることができます。

例えば、コードの効率的で読みやすい書き方を勉強したり、新しいプログラミング言語やフレームワークなどを勉強したり…

プログラミングスキルがあると、できることが増え、お金もより稼げるようになります。

逆にIT業界は変化が激しいため、学ぶのが嫌いな人は変化においていかれるため、プログラミングにあまり向いていないと言えます。

試行錯誤が好き

プログラミングは試行錯誤の繰り返しです。試行錯誤が好きな人はプログラミングにも向いているといえるでしょう。

xxxxの方法でうまくいかないなら、yyyyの方法を使ってみよう。
これでもだめならzzzzの方法も試してみるか…

こういった風に、プログラミングで何かを作る時やエラーやバグを解消するときに、必ず「試行錯誤」が必要です。

プログラミングでは別にエラーやバグが出ても死なないので、とりあえず試してみる、ダメだったら他の案を試してみるというのを繰り返すのが大切なのです。

粘り強く根気がある・諦めが悪い

プログラミングをしていると、「ある機能を実装する効率良い方法が思い浮かばない」とか「エラーがどうしても解決できない」のような場面に多く遭遇します。

ここで、「もう無理だ」と諦めてしまうと目的のプログラムを作ることはできません。

わからないエラーや実装方法を永遠に考える必要はありませんが、簡単に解決できないからすぐに諦めてしまう人はプログラミングには向いていないと言えるでしょう。

最低限の粘り強さや諦めの悪さ、根気はあってほしいところです。

好奇心旺盛である・探求心がある

  • 「ここがどうなっているのか知りたい」
  • 「どういう仕組みで動いているの?」
  • 「根本的にこのエラーはなぜ起こるの?」

のように貪欲な知的好奇心や探究心はプログラマーとしての成長に直結します。

自分が疑問に抱いた「なんで?」や「どうして?」を追求することが結局1番の勉強になりますし、頭にも定着しやすいからです。

無駄が嫌いで、効率的なことが好き

非効率な単純作業などを自力でなんとかしがちな人にはプログラミングは向いていないかもしれません。

プログラマーに大切な要素の一つとして、その人が「怠け者で面倒くさがり」であることがよく挙げられます。

どういうことかいうと、「面倒で単純な作業をできるだけ効率化して、楽にしよう」という考え方はプログラミングにとってかなり重要であるということです。

実際、面倒で単純な作業を効率化できた方が、純粋に作業も早く終わり楽ですし、良いことしかありません。

細かく地道な作業が嫌いでない

プログラミングをする目的として「すごいゲームを作る」とか「みんなが使ってくれるようなアプリを作る」のように派手な目標を掲げている方は少なくないです。

しかし、こういった派手なものも「コードをちまちま書いて、エラーやバグを逐一修正して…」という地道な作業によって作られています。

さらに、プログラミングを習得する過程だってどちらかというと地道でコツコツ続けなければいけないものです。

このように、プログラミングでは、地道で細かい作業や練習・勉強が必要とされます。

協調性がある

これは主にプログラミングを仕事にする場合ですが、協調性が割と必要とされます。

プログラマーは1人でPCに向かってコードを書き続けているというイメージを持たれているかもしれません。

確かに、そういう時間はあるものの、他の人とコミュニケーションをとったり、仕事を一緒に進めたりしないといけない場面は少なからずあり、協調性が必要となるのです。

ナレッジ編(知識編)

次に、ナレッジ(知識)編について説明していきます。

知識はあった方がいいものの、正直あまり重視しなくて良いです。なかったとしても、割とすぐに身につけられます。

PCの最低限の知識がある

パソコンを最低限使えないとプログラミングは厳しいです。

とは言え、「最低限パソコンを使える」とはキーボードを打てたり、インターネットで何かを検索したりできる程度で十分です。あまり気負う必要はありません。

このサイトまでたどり着けているということは、読者の皆さんは少なくともインターネットは使える方がほとんどでしょう。

もし、パソコンのキーボード操作が苦手なら、それを練習してからプログラミングに臨むといいと思います。

PCの最低限の知識を身に着けるには

本サイトまでたどり着けているということは、インターネットはある程度不自由なく使えているのでしょう。

キーボード操作の練習については「寿司打」などのサイトがおすすめです。タイピングの練習ができます。また、ショートカットキーも覚えておくと便利です。

スキル編(能力編)

次にスキル(能力)編です。スキルも知識と同様、後から身に着けることができますが、知識よりは習得に時間がかかるでしょう。

とはいえ、スキルもプログラミングをやっていく中で覚えていけばいいので、始める前にスキルがないからといって落胆する必要はありません

論理的思考力がある


論理的思考力とは、ものごとを系統的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てて考えられる力のことです。

具体的には、ものごとの因果関係を考える力、ものごとを抽象化・具体化する能力、複雑なものごとを簡単なものごとに要素分解して考える力などが「論理的思考力」には必要とされます。

実際に、「この機能はどうやって実装すればいいのか?」や「エラーは何が原因で起こっているんだろう?」と考える場面などに論理的思考力は必要とされます。

論理的思考力をつけるには

まず、論理的思考力とはどういう思考力なのか理解してください。

また、事前に着けたうえでプログラミングに臨むのではなく、論理的思考力はプログラミングを勉強していく中でつけていくことができます

下にリンクを貼った記事でも解説していますが、「因果関係」「要素分解」「抽象/具体」などを意識して考えるとよいです。無意識にできるようになることを目指してください。

体力がある

特にプログラミングを仕事にするとなると、のお話ですがやはり体力も必要となってきます。

仕事自体は確かに全身を動かすような仕事ではありませんが、期限や納期などが迫ってくるとかなり多忙となることも多く、体力が必要となります。

体力をつけるには

日ごろからストレッチやランニングをするなどして、最低限の運動を怠らないようにしましょう。

集中力がある

集中力を保ちながらコードを書く能力は必須です。

プログラミングをしていると、やはりパソコンに向かい合ってコードを書いている時間が長くなります。

集中力があまり保てない人は作業効率が悪く、コードを書くのにかなり時間がかかってしまうため挫折したり、仕事にならない可能性が割とあります。

「好きな事をしていたら気が付いたら時間がたっていた」みたいな経験ってある人、割と多くないですか?
こういう経験がある人なら最低限の集中力はあると思って大丈夫そうです!!

集中するための方法

集中力を付ける、というよりかは集中するためのコツなどを教えます。

  • 自習室やコワーキングスペースなどを使ってみる
  • スマホなど集中の妨げとなるものを近くに置かない
  • 明確な目的や目標を掲げてモチベーションをあげる
  • ライバルや一緒に勉強できる仲間をつくる

文章の読解力・理解力がある

文章をちゃんと読める、理解できるということは実はプログラミングをするにあたって重要な要素です。

プログラミングで新しい技術や言語を勉強するにあたって、ネットや本の文章を読むとき文章が理解できないと勉強がロクにできません。

また、仕事をするにしても設計書や要件定義書などをもとにコードを書く必要があり、文章を読めないと仕事になりません。

文章の読解力をつける方法

文章を読むのが苦手な方は普段あまり文章を読む機会がない人だと思います。

例えば、自分の気になる本でもいいので読書を始めてみるなどしてもいいでしょう。

また、ある程度長い文章を要約してみるというのも割と良いトレーニング方法です。

想像力がある

プログラミングって結局、ゴールに向けて1つ1つ必要な機能などを実装していく作業です。

ということは、ゴール、つまり目的物を想像する力がないと、どういう機能が必要なのかをイメージすることができません。

想像力をつけるには

普段から人の話を聞いた時、文字をよんだときにその話や文字を頭の中で「イメージ」や「映像」に変換するというトレーニングをしておくと想像力は鍛えらるでしょう。

また、想像できないのは、専門用語が分からなかったり基礎知識や経験がないといったことも原因の1つかもしれません。

専門用語や基礎知識は勉強で身に着けられますし、経験がないなら今は諦めて継続あるのみです。徐々にわかるようになっていきましょう。

コミュニケーション能力がある

コミュニケーション能力は、仕事で必要になってくるスキルですが、プログラマーは1人でもくもくとコードを書いている時間がすべてではありません。

他のプログラマーだけでなく、総合職の人たちとコミュニケーションをとりながら仕事を進めていく必要があることが多いです。

また、働く場面でなくても「複数人でプログラミングをして何かを作ろう!」となった時などはもちろんコミュニケーション能力は必要です。

うまくコミュニケーションするには

仕事で最低限必要となるコミュニケーション能力は、突き詰めると以下の2つです。

  • 相手の話を理解する力
  • 自分の伝えたいことを相手に伝える力

相手の話を理解する力に関しては「読解力」などに通ずる部分があります。

一方、自分の伝えたいことを相手にしっかり伝えるには結論ファーストで論理的に話すなど、話し方を工夫する必要があるでしょう。

【よくある誤解】プログラミングに必ずしも必要でない適性

この章では、よくプログラミングを習得するのに必要だと誤解されている能力などについて説明していきます。

英語力

英語力は確かにあったほうが有利だったり役立ちますが、英語力はなくてもプログラミングはやっていけます

実際、コードは英語を書いているように見えますが、あれは「英文」を書いているわけではないので英語の文法などの知識はいりません。

また、エラーメッセージなどは英語で表示されることが多いですが、英語が読めなかったらGoogle翻訳などを使えばよいだけです。

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2021年8月23日

数学力があること・理系であること

「プログラミングって数学ができないと、理系じゃないと習得は難しいでしょ?」と思っている方ってなぜかめちゃくちゃ多いです。

ズバリ、プログラミングの習得に理系の数学は必ずしも必要ではありません。そもそも、プログラミングの文法をある程度習得する程度なら数学の知識は必要ありません。

確かにプログラミングを使ってAIや機械学習、データ分析などを勉強しようとすると数学の知識が必要とされます。

しかし、web系やスマホアプリの開発では小学生レベルの四則演算の知識くらいしか必要とされず、数学を必要とされない技術を学ぶなら数学力なんかいりません。

ものづくりが好きであること

ものづくりへの興味やプログラミングで作りたいものがないとモチベーションが湧かないから、向いてないよ!

こういう主張はよく見かけます。この主張は間違いというよりかは惜しくて、より正確には、「プログラミングをする目的や目標がないと勉強の継続が難しい」となります。

確かにプログラミングで、webサービスやスマホアプリなどの「モノ」を作ることができますが、プログラミングの用途がすべて「ものづくり」なわけではありません。

実際にデータ分析やコンピュータシミュレーションなどにもプログラミングは使われますが、これは「ものづくり」が目的ではありません。

なので、ものづくりに興味を持つ必要は必ずしもありませんが、プログラミングを使って達成したい目的や目標がないと勉強のモチベーションがあがらず挫折しやすいのは事実です。

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2021年10月11日

【再確認:プログラミングへの適性】向いていない人の特徴

「プログラミングわからん、本気でわからん!」

プログラミングに向いている人の裏返しにはなりますが、この章ではプログラミングに適性がない、向いていない人の特徴についてみていきます。

基本的に、マインド(性格)面のみを紹介していきますが、ここで紹介する項目に多く当てはまった場合、プログラミングはあきらめた方がよいかもしれません。

【大前提】致命的に頭が悪い人にはプログラミングは無理

もちろん、致命的に頭が悪ければプログラミングの習得は出来ないでしょう。

致命的に頭が悪い人の例

  • 何度同じことをやっても覚えられない人
  • 文章の意味や人の言っている言葉の意味がわからない人
  • 自分の頭で何も考えられない人

こういった人はそもそも、プログラミングに必要なスキルや知識を身に着けられないので、あきらめた方がいいです。

ですが、実際にこんな致命的に頭が悪い人なんて少ないですし、たぶん今この文章の意味が理解できている時点で心配しなくて問題ないでしょう。

マインド編(性格編)

こういう性格の人はプログラミングするのにあまり向いていないよというのを紹介していきます。

とはいえ、「プログラミングに向いている人」で紹介した事項の裏返しで反復になってしまう項目も多いです。「2回も同じこと聞きたくない!」という人は読み飛ばしてください。

根気がなく、諦めが良い

プログラミングでは「解決方法がわからない」と詰まってしまうことが多く、こういう幾度もの「わからない」を乗り越えて上達・習得していくものです。

少し考えて分からないくらいで諦めてしまう、諦めの良い人はプログラミングには向いていない可能性が高いです。

何が何でも「わからない」を乗り越えてやるという一種の粘り強さのようなものが必要です。

細かく地道な作業が出来ない

プログラムを書く作業はなんやかんや地道な作業です。

目標や目的にむかってちまちまとコードを書いていったり、エラーやバグがでたらその度に修正しないといけません。

こういう地道な作業が積もりに積もって最終的に大きな完成物ができあがるのですが、地道な作業が大嫌いという人は向いていなさそうです。

常に人と話していたい

プログラミングしている時間は人と話すというよりかは、一人でもくもくパソコンに向かって作業している時間となります。

常に人と話していないと苦痛という人はプログラミングをしている時間は苦痛に感じてしまうでしょう。

面倒で単純な作業が嫌いじゃない

プログラミングの世界では「単純な作業」や「面倒な処理」などはできるだけ自動化したり、うまくコードを書いて効率化します。

そして、どうやったら無駄なく効率よくコードを書けるだろう?と考えること自体がプログラマとしての成長にもつながります。

そんななか、面倒で単純な「無駄な」コードを何の工夫をすることも考えず書いてしまうようだとプログラミングスキルの上達が見込めません。

面倒で単純な作業を「楽に効率化できないだろうか?」とは何も考えずにこなしてしまえる人はプログラミングには向いていません

学ぶこと・探求することが嫌い

プログラミングでは、一度一つの技術やプログラミング言語について覚えたから勉強は終わり!という訳にはいきません。

というのも、プログラミング言語にも流行があり、ある時人気の言語でも数年後には需要が少なくなっているものもあるからです。

また、常に勉強できる人間の方がもちろん上達しやすいので、結果も出やすくなります。

試行錯誤するのが嫌い

自分で試行錯誤して、問題や課題の解決を試みることが嫌いな人はプログラミングに向いていないです。

なぜなら、プログラミングで直面する問題や課題は基本的に、あなた自身が解決する必要があります。

そして、そのプログラミングの問題や課題の解決方法として有効な手段が「たくさん試行錯誤を重ねる」ことだからです。

まとめ:プログラミングへの適性を見極めるには?

記事が長くなってしまいましたが、プログラミングの適性を見極める方法や、そもそもプログラミングの適性とはどんな項目があるのかわかっていただけましたか?

プログラミングの適性は主に以下の3点に分けられるのでした。

  • マインド(性格)面
  • ナレッジ(知識)面
  • スキル(能力)面

マインド(性格)は変えることがもっとも難しい項目で、マインド面の項目に関して自分が当てはまっているかチェックしていくべきでした。

ですが、どんなに「試行錯誤が好き」などのプログラミングの適性を紹介しても、実際に当てはまっているのかどうか自分のことは自分では判断しづらいです。

なので、結局1番オススメな適性の見極め方は、実際に少しプログラミングを始めて、コードを書いてみて判断するということです。

プログラミングへの適性は自分でコードを書いて見極めるのが1番

初心者が実際にコードを書いて、プログラミングを試してみるには「プログラミングスクールの無料体験を使う」か「環境構築が不要なサービスを使う」のがいいです。

しかし、初心者が実際に「コードを書く」のにたどり着くには割と難しくてつまずいてしまうことがあります。

そこで、特にオススメなのがプログラミングスクールの無料体験レッスンの利用です。

プログラミングスクールを利用すると、徹底的なサポートが受けられるので、コードを書くまでに挫折してしまう確率は極端に減るからです。

何といっても、無料なので使い倒してやりましょう。プログラミングスクールに通う気がなくても、無料期間だけ使って後は解約すれば問題ないです。

\初心者がプログラミングの適正を見極めるのにもってこい!/

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