- 青春18きっぷで名古屋から奈良へ行ってみたい
- 青春18きっぷを使って名古屋から奈良へ旅行したいけど、どんな行程になるか知りたい
という方に向けて、だいたいこんな感じになりますよ~というモデルプランを本記事ではまとめました。
青春18切符で何度も旅行してきた経験をもとに、ブログ前半では「名古屋から奈良へ行くまでの行程・帰る行程」、ブログ後半では「奈良の有名な観光地やグルメ」などをご紹介します。
この記事を読み終えることで、18きっぷで名古屋~奈良まで旅行をすると、どんな旅になるのかイメージがきっと湧くはずです。
青春18きっぷでの名古屋~奈良のルート・所要時間・乗り換え
- 乗り換え回数は平均2~3回
- 所要時間は3.5時間前後
- 初心者や慣れていない方にもおすすめ
青春18切符で名古屋~奈良を移動するときの乗り換え駅とその回数
実はJRで名古屋から奈良への移動する場合、2種類のルートがあり得ます。
- ルート①:米原・京都経由ルート
- ルート②:亀山経由ルート
所要時間だけを見ると、ルート②の方が10分ほど早かったりしますが、個人的にはルート①の方がオススメです。
なぜなら、ルート①の方が電車の本数や両数が多く、座りやすかったり、乗る電車の融通が利くからです。
逆にルート②だと列車の本数が少なく、列車の長さ自体も短い路線を経由するので座りにくく、時刻に融通をきかせにくいということです。
【ルート①:米原・京都経由ルート】
乗り換えは基本的に「米原駅」と「京都駅」の2回は必須です。
場合によっては途中の「大垣駅」で乗り換えが必要な場合もあります。
【ルート②:亀山経由ルート】
乗り換えは基本的に「亀山駅」と「加茂駅」の2つのみです。
ただし、途中の亀山~加茂駅は列車の本数も割と少なく、列車の長さも短いので座れる可能性が低くなるかもしれません。
青春18切符日帰りで奈良に滞在できる時間
奈良に滞在可能な時間は最大で10時間程度あり、十分に日帰り旅行も可能です。
例えば、名古屋を始発の電車で出ると奈良に朝の9時すぎごろにつき、最終電車で帰るなら、20~21時前まで奈良に滞在できます。
日帰りできるとはいえ、せっかくに奈良に来たなら、京都や大阪にも寄って1泊して帰るのをオススメするよ!
青春18切符で名古屋~奈良を座るコツ
青春18きっぷでの移動はいかに座席が確保できるかがキモです。
そこで、どんな区間でも使える、18切符移動時に座席を確保するための鉄則を紹介します。
- 乗り換え駅で自分の乗っている電車がどのホームに到着するかを調べる
- 乗り換える予定の列車がどのホームから発車するかを調べる
- 乗り換えがある駅の構内図を調べる
- 乗り換える前の車両では、乗り換え駅に着く1駅前くらいには扉の前へ移動する
- 乗り換え時には危なくない程度に急いでホームを移動
- 座れなかったとしても、ドアの前でなく適当な座席の前に立っておく
①~③は「Yahoo!乗り換え案内」などを使って、次に乗る電車の発着ホームを調べましょう。
また、JR公式の駅情報サイトを見ると、駅の構内図が出てくるので、乗り換え時にどのホームに移動する必要があるのか、頭の中でイメージしておきましょう。
これを踏まえ、各区間の特徴や座るためのコツを説明していきます。
【ルート①:米原・京都経由】青春18切符で名古屋~米原の区間を座るコツ
行きも帰りも座りにくいのはこの区間です。
座るために、行きと帰りで気を付けるべきことが少々変わるので、分けて解説します。
【行き】名古屋→米原で座るコツ
奈良(京都)方面へ向かっている行きは、基本的に名古屋近辺が混雑します。
座る確率を上げる対策としては、名古屋で早めに並んでおくことのみです(笑)
一方で、米原へ行くにつれて段々人は減っていくので、最悪名古屋で座れなくてもそこまで問題はないと思います。
【帰り】米原→名古屋で座るコツ
米原→名古屋は時間帯によっては座るのが結構難しいかもしれません。
- 乗り換える先の電車が発車するホームをあらかじめ調べておく
- ホームは危なくない程度に急いで移動
- 乗り換え前の(京都~米原の)電車ではあまり端の車両には乗らない
座る確率を上げるためにはこの3つを必ず実践してください。順に詳しく説明します。
①まず、米原で乗り換える先の電車は何番ホームから出発するのかを確認しておきましょう。
「乗り換えのホームの調べ方が分からない」という方は「Yahoo!乗り換え案内」を使うと出てきますよ!
画像に○番線発って書いてますよね!次の乗り換え先の電車がどのホームから発車するかわかっていないと席取り合戦には勝てません(笑)
②青春18切符を使っている人たちが乗り換えの時は我先に座席を確保しようと「ダッシュ」をします。
もちろん、あなたもイスに座りたければ急いで次の乗り換え先の電車まで移動する必要があります。
なお、ホーム上を走るのは危ないです、急ぐにしても安全なスピードで移動してください。
③乗り換え前の電車(京都~米原の電車)ではあまり端の方の車両には座らないようにしましょう。
米原で乗り換える場合、京都~米原の電車より米原から乗り換える先の電車の方が短いことがほとんどです。
つまり、画像を見てもらえばわかると思いますが対面での乗り換えの場合は、端の方の車両に乗っていると、乗り換え先の電車までの距離が長くなり、不利なのです。
また、乗り換えが対面でない場合、一度階段を上って、他のホームに移動する必要がありますが、駅の階段は真ん中の方に設置してあるので、端の方の車両に座ると不利になるのです。
【ルート①:米原・京都経由】青春18きっぷで米原~京都区間で座席を確保するコツ
米原~京都間は「新快速」に乗るとかなり快適に、かつ素早く移動できます。
新快速は基本的に12両という長い編成で運転されるため、そこまで混雑することはないはず。
特に、行きは新快速は米原駅が始発の便も少なくないので、座席も結構空いているので座れる可能性の方が高いとは思います。
逆に、帰りは京都駅近辺では人が多いので座りにくいかもしれません。京都駅で新快速を待つ場合、15分くらい前から並んでおくなどすると座れる確率はかなり上がると思います。
【ルート①:米原・京都経由】青春18切符で京都~奈良を座るコツ
京都~奈良は奈良線の普通電車もしくは快速電車にのって移動することになると思います。
列車は基本的に京都駅が始発駅なのですが、やはり出発直前に電車に乗ると他の乗客が多くて座れないことが多いです。
行きは、奈良線の列車は出発の10分くらい前から京都駅に止まっていることも少なくないので、早めに奈良線ホームに移動して座席を確保しましょう。
同じく、帰りも奈良駅が始発がほとんどなので、ある程度時間に余裕をもって駅ホームに並んでおけばほぼ確実に座席を確保できます。
ここから下はルート②:亀山経由ルートで座席を確保するコツを解説します。
【ルート②:亀山経由】青春18切符で名古屋~亀山を座るコツ
名古屋~亀山の区間はあまり座れない心配をする必要はなさそうです。
というのも、行きは基本的に名古屋駅が始発駅ですし、逆に帰りは亀山駅が始発駅になっているからです。
乗る予定の来る電車の到着の何分化前に余裕をもってホームに並んでおくとだいたい座席は確保できるはず。
行き(亀山方面の電車に乗るとき)の注意なんですが、「快速みえ」などの伊勢方面へ向かう電車に乗ってしまうと、亀山につくことが出来ないので注意してください。
「亀山行き」の電車に確実に乗るようにしてください。
【ルート②:亀山経由】青春18切符で亀山~加茂を座るコツ
ルート②を選んだ場合、おそらくこの区間が鬼門です。
なぜなら、本数も基本1時間に1本しかない上に、列車の量数も1~2両とかなり短いからです。
一応、行きは亀山駅が始発駅で、帰りは加茂駅が始発駅なのですが、乗り継ぎ前の電車から乗り換えを急ぐ必要がありそうです。
「Yahoo!乗り換え案内」などで乗り換える前・乗り換えるあとの電車の発着ホームをしっかり確認しておきましょう。
※加茂~奈良駅は3駅しかなく、座れても座れなくても変わらないような距離なので省略します。
青春18切符で奈良に行ったら訪れたいオススメ観光地
奈良の観光地と言えば、基本的に平城京関連になってしまうのですが、紹介していきます(笑)
奈良公園・東大寺
奈良に来てもっとも外せない地域は、奈良公園や東大寺です。
東大寺にはあの有名な「奈良の大仏」があり、また奈良公園にはご存じの通り鹿がたくさんいます。
鹿のおやつである、「鹿せんべい」が売られているので、ぜひ鹿にエサをやったりして遊ぶと楽しいです。
興福寺
興福寺は、歴史の授業などでよく出てくる「中臣鎌足(藤原鎌足)」や「藤原不比等」のゆかりのお寺として有名です。
奈良時代に朝廷の保護を受けた大きな7つの寺「南都七大寺」の1つにも入っています。
こちらは奈良駅や奈良公園からも近くついでによることができると思います。
法隆寺
法隆寺は、だれもが聞いたことがあるあの「聖徳太子」ゆかりのお寺です。
法隆寺の五重の塔などは割と有名なので、知っている方も多いのではないでしょうか?
最寄りはJR大和路線の「法隆寺駅」。少し奈良駅からは離れてはいます。
平城宮跡
平城宮跡公園は、むかしむかし、奈良が日本の都であった時代に「大内裏」があった場所に建てられた公園です。
簡単に言うと、この場所は昔の天皇様が住まわれていたり、儀式などがとり行われる場所でした。
当時の建物を復元したものや、資料館などもあります。
青春18きっぷで奈良に行ったら食べておきたいグルメ
柿の葉寿司
柿の葉寿司は奈良県の郷土料理で、サバやサケの押し寿司が柿の葉でくるまれた料理です。
ネタが美味しいのはもちろんのこと、柿の葉からも良い香りがします。
お寿司がこのような形態になったのは、奈良県には海がなく、海の美味しい食材を奈良まで持ってくる過程で水分が飛んでしまわないように柿の葉でくるんだのが始まりだとか・・・
天理ラーメン
天理ラーメンは奈良県天理市のご当地ラーメン。
イメージとしてはキムチラーメンみたいな感じで、豚骨や鳥ガラベースの醤油スープに白菜や豚肉、ニラなどが入っています。
天理ラーメン発祥の天理も奈良駅からはそこまで遠くないので行ってみると面白いかもしれません。
飛鳥鍋(あすかなべ)
飛鳥鍋は奈良県の郷土料理なんですが、見てのとおり「白い」のが特長です。
何かというと、牛乳や白みそが入っているからで、飛鳥時代に中国からきたお坊さんが寒さをしのぐためにヤギの乳で鍋を作ったのが始まりともいわれています。
茶粥(ちゃがゆ)
奈良、というかどちらかと言うと、奈良を含む、三重・和歌山など近畿地方南部の郷土料理がこの「茶がゆ」です。
その名の通り、お茶でつくった「おかゆ」ですが、食べ方はいろいろあるようで、おかき・餅・さつま芋・小豆・栗などを中に入れることもあるようです。
青春18きっぷで奈良へ行くならついでに京都・大阪へ!
青春18切符をつかって名古屋から奈良へ行くのはどのような旅になるかイメージは湧きましたでしょうか?
名古屋から奈良は正直遠くないので、全然日帰り旅行もできます。
ただ、せっかく関西に来たなら京都や大阪・神戸なども回ると、もっと色々楽しめると思います。
奈良・京都・大阪などで宿泊する場合
この場合、青春18切符は行きと帰りで2回分消費することになりますが、そもそも名古屋→奈良の片道の値段は片道3400円以上ですので、もとは十分とれます。
とはいえもちろん、せっかく青春18きっぷで来ているのでホテル代も安く済ませたいですよね!
ホテルの予約は「じゃらん」や「るるぶ」がオススメです。価格の安い順にホテルを並び替えることができるので実際に自分も重宝しています(笑)
それにじゃらんやるるぶなどは大手が運営するサイトなので信用もできます!
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