
- 新幹線に乗ってる間にタバコが吸いたいんだけど、どこでタバコを吸えるの?
- そもそも新幹線ってタバコ吸ってOKなの?
本記事ではこのような疑問について答えていこうと思います。
結論から言いますと、新幹線は路線や車両によってタバコが吸えたり吸えなかったりして少しややこしいんです。
記事の前半は「タバコが吸える新幹線の路線・車両の種類」を解説し、後半では「新幹線のどこでタバコを吸えるのか」を解説しています。
最後まで読んでいただくと、タバコが吸える新幹線はどれか、どこで吸えばよいのかが分かるはずです。
もくじ
タバコが吸える新幹線の路線・種類

新幹線でタバコを吸うことができる路線や車両は限られています。
どの路線・車両で吸えるのか、少しややこしいので分かりやすくまとめていきます。
タバコが吸える新幹線の路線
日本には2020年現在、9路線存在しています。その中でも新幹線車内でタバコが吸える路線は以下の3つです。
- 東海道新幹線(東京~新大阪)
- 山陽新幹線(新大阪~博多)
- 九州新幹線(博多~鹿児島中央)
東北新幹線・北陸新幹線・上越新幹線・秋田新幹線・山形新幹線・北海道新幹線の6路線では全面禁煙となっており、車内で喫煙することはできません。
なお、この6路線は新幹線内ではタバコを吸うことはできませんが、駅のホームには喫煙所があることが多いです。
新幹線に乗ってしまうと、タバコが吸えないので、新幹線に乗る前にホームで一服しておくべきです。
タバコが吸える新幹線の種類

N700系はタバコが吸える
新幹線の路線 | 喫煙可能な車両 |
---|---|
東海道新幹線 | N700系(全車両喫煙可能) |
山陽新幹線 | 500系、N700系(喫煙可能な車両が多数) |
九州新幹線 | N700系 |
基本的に、喫煙室が備わっている新幹線の車両はN700系と500系のみです。
山陽新幹線は一部の「こだま」や「ひかり」が700系で運転されており、これらの列車には喫煙室がありません。
九州新幹線は一部の「さくら」、大多数の「つばめ」が800系という喫煙室のない車両で運転されています。
喫煙室のある車両は時刻表を見ればわかる

大丈夫です、JR公式サイトの時刻表を見れば、喫煙室がついている車両かどうかわかります。
例を見ていきましょう、下の画像はJR西日本公式の新大阪駅の新幹線の時刻表です。

例えば、これで7時11分発の「のぞみ75号」と7時39分発の「こだま843号」を比べましょう。
新幹線の時刻をクリックすると、列車が停車駅と停車時刻一覧がでてきます。
列車の時刻は今は興味ないので、無視して一番下までスクロールしましょう。

すると、「車両設備情報」という欄があり、タバコについての情報が書かれています。
- 全席禁煙…喫煙デッキあり、喫煙可能
- 全車禁煙…喫煙デッキなし、喫煙不可能
少しわかりにくいのですが、喫煙デッキがある車両は「全席禁煙」と、喫煙デッキのない車両は「全車禁煙」と書かれています。
新幹線内のどこでタバコを吸える?

新幹線でタバコを吸えると言っても、座席で吸えるわけではありません。喫煙デッキで吸ってください。
(昔は座席に座ったままタバコを吸うことが可能でしたが、今は不可能になりました。)
N700系の喫煙デッキの位置
N700系は16両の場合と8両編成の場合で喫煙デッキの位置が異なります。
乗る新幹線が16両編成なのか、8両編成なのか事前に知りたい方はこれまた時刻表を見ていただければと思います。
喫煙デッキは3号車、7号車、10号車、15号車です。
山陽新幹線の一部の「こだま」「ひかり」と多数の「さくら」「みずほ」はN700系の8両編成で運転されます。
喫煙デッキは3号車と6号車にあります。
500系の喫煙デッキの位置
500系は山陽新幹線内で「こだま」としてしか運転されていません。
喫煙デッキは3号車と7号車にあります。
N700系の喫煙デッキはこんな感じ!
簡単に喫煙デッキの様子を紹介します。

喫煙デッキはこのように立ち席となっており、外からは壁で区切られています。

中に入るとこんな感じです。同時に3人までタバコを吸うことができるようです。
窓があるのは外の様子が眺められて少し嬉しいですよね!
切符を予約するときは喫煙デッキに近い位置を
喫煙者の方は喫煙デッキにすぐに行けるように、喫煙デッキが近い座席の切符を購入すると良いでしょう。

と新幹線の切符売り場の窓口で頼むと、係員さんがなるべく喫煙デッキに近い座席を取ってくれます。
新幹線タバコまとめ
最後に簡単におさらいしておきます。
- タバコを吸える新幹線の路線は東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線の3つ
- タバコを吸える新幹線の車両はN700系と500系のみ
- タバコは座席では吸えない、必ず喫煙デッキで吸う
- 喫煙デッキの位置は車両によって違う
新幹線内でタバコを吸えない路線・車両の方が多いです。
ですが、新幹線の駅構内では喫煙所があることが多いので、喫煙できない新幹線に乗る場合はその前に駅のホームで吸っておくといいと思いますよ!