- お盆やGW、年末年始に新幹線を使いたいけど、ちゃんと席を予約できるかな?
- お盆やGW、年末年始の期間でも使えるなるべく新幹線に安く乗る方法って何?
こういった疑問や悩みを解決できる記事となっております。
僕はお盆やゴールデンウィーク、年末年始といった新幹線に人が多い期間も構わずよく新幹線で旅行をしますが、座席に座れなかった経験はほぼありません。
本記事では、新幹線が混雑する期間でもできるだけ座席を確保できる、座席に座れるように僕が実践している方法をお伝えします。
また、新幹線の値段が高くなるお盆やゴールデンウィーク、年末年始でもできるだけ新幹線代が安く済む方法も後半で解説します。
最後まで読んで実践していただければ、ほぼ確実に新幹線の座席は確保できるようになります。
お盆、GW、年末年始の新幹線は1か月前の10時に予約しよう
お盆やゴールデンウィーク、年末年始のような混雑する期間に限った話ではないのですが、どんな新幹線の切符も1か月前の10時から発売されます。
ですので、確実に座席を予約したければ、新幹線に乗りたい日の1か月前の10時に新幹線を予約しましょう。
例えば、あなたが12月29日の新幹線に乗りたいなら、12月29日のうちに発車する新幹線はすべて11月29日の10時から発売されます。
ただし、12月31日の新幹線の切符は11月31日が存在しないので、12月1日の10時から発売されます。
ネット予約なら1か月と1週間前から新幹線を事前申し込み可能
JRの窓口や新幹線券売機、大手の旅行会社などでは1か月前の10時からしか新幹線を予約できません。
しかし、インターネット予約なら1か月と1週間前から新幹線の切符の事前申し込みが可能です。
が便利です。
JR九州もネット予約サービスはありますが、山陽新幹線と九州新幹線しか予約できないので、あまりオススメしていません。
ここで重要なのが「発売1か月以上前のネット予約では予約したからと言って必ずしも希望通りの新幹線の席が予約できるとは限らない」ということです。
1か月以上前のネット事前申し込みとは「発売になる1か月前の10時になったらすぐに切符を買ってください」と申し込んでいるわけなのです。
ですので、ほとんどの場合、切符は予約できるとは思いますが、希望に沿わない場合もあります。
事前申し込みしておいた切符が予約できたかどうかの結果は切符発売日(つまり1か月前)の10時以降にわかります。
お盆・GW・年末年始でも新幹線をなるべく予約できる方法8選
ここでは、実際に僕がお盆やゴールデンウィーク、年末年始に新幹線を確保するためにしているコツを紹介します。
お盆でもゴールデンウィークでも年末年始でも、時期が違うだけで新幹線を予約するコツは変わりありません。
駅の窓口に1か月前の10時に新幹線を予約しに行く
これは先ほど言いましたが、新幹線の切符は1か月前の10時から発売されるので、みどりの窓口に発売される瞬間に買いに行くわけです。
なお、窓口の隣などに設置されてある新幹線券売機を使う方がより確実に予約できると思います。
という人が圧倒的に多いからです。なお、新幹線券売機の使い方が分からない、不安だという人はおとなしく窓口に並んだ方がミスなどがなく確実です。
ネットの新幹線事前申し込みを使う
これも先ほどの言いましたが、「e5489」、「えきねっと」などを使うと1か月と1週間前から新幹線の事前申し込みが可能です。
いずれも会員登録は必要ですが、無料なので絶対に事前申し込みは利用した方がよいです。
なお、まだ確実に予定が決まっていない・・・という場合でもとりあえず切符を買っておくというスタンスをおすすめします。
なぜなら、切符を使う日の2日前までなら切符のキャンセルにさほど手数料がかからないからです。
JRサイバーステーションで空席状況をこまめに確認する
とはいえ、予定が1か月以上前に定まらず、乗りたい新幹線の座席がすべて埋まっていることもあるでしょう。
そんなときは、JRサイバーステーションで空席状況をこまめに確認してください。
JRサイバーステーションとはこのようなサイトです。座席が全席埋まっていたら「×」となりますが、少しでも空きがあれば「△」と表示されます。
「△」と表示された瞬間にネットでその新幹線を予約する、もしくは駅の窓口に飛んでいくなどすればOKです。
なお、駅の窓口に行くには時間がかかり、その間に座席がもうなくなっていたという経験があるのでe5489やえきねっとなどで素早くネット予約した方がが確実ですね。
2日前の新幹線のキャンセルを狙う
新幹線の座席は予約してから、キャンセルができます。
とはいえ、新幹線のキャンセルにかかる手数料は1日前になると跳ね上がります。
手数料はできるだけ少ない方がいいので、2日前になると予約していた新幹線をキャンセルする人が多いです。
これを狙うと2日前という直前でも新幹線の座席を確保できることが多いです。
少し高いけど新幹線のグリーン車を狙う
グリーン車は混雑しているときでも、空席がないことの方が珍しいです。
どうしても座りたいけど、普通の指定席は予約できなかった・・・という方はグリーン席を積極的に利用するべきです。
グリーン席は少し高いですが、イスもフカフカでそれだけの設備はあるので損した気分にはなりませんよ。
喫煙デッキがついている新幹線の号車を狙う
新幹線の一部の号車には喫煙デッキがついています。
喫煙デッキがついている号車だと、分煙はされていてタバコのにおいが入りにくいとはいえ、やはり少しは匂ってしまうこともあります。
これを嫌って喫煙デッキが付いている車には乗らない人が多いのですが、逆に言えば喫煙デッキ付きの新幹線の号車は少し空いているというわけです。
臨時の新幹線に乗る
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などは普段の新幹線の数だけだと乗客をすべてさばききれないので、新幹線の臨時便も運転されます。
新幹線の臨時便は普段から運転されている便と比べて、乗客が少ない傾向にあるので、これを狙っていくのも1つの手なのです。
新幹線の始発駅なら自由席を狙うのもアリ
あなたが新幹線に乗る駅がその新幹線の始発駅なら自由席を狙うのもアリ。
というのも、始発駅でしたら、自由席にはまだだれも乗客が載っていないからです。
ですが、自由席の列は長蛇になっているはずなので、30分前くらいからは並んだ方がいいのではないでしょうか?
お盆・GW・年末年始でも新幹線の自由席に座る方法は?
指定席がどうしても予約できなかった・・・自由席でもなるべく座れる方法を教えて・・・
中にはこういう方もいらっしゃると思うので、自由席でもできるだけ席にありつける方法を紹介します。
※注意!東北新幹線の「はやぶさ」や北陸新幹線の「かがやき」などのようにそもそも自由席が存在しない新幹線もあります。
できるだけスピードが遅い新幹線を狙う
人はスピードが速い新幹線に集中します。理由は明確で、その方が早く目的地に着けるから。
ですので、スピードが遅い新幹線ほど空いている傾向にあります。
また、スピードの遅い新幹線ほど自由席の数が多い傾向があります。
例
東海道新幹線(東京~新大阪)を例に挙げると、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類があります。スピードが早い順に並べると
のぞみ>ひかり>こだま
ですが、自由席に座りやすい順でいうと
こだま>ひかり>のぞみ
なのです。
座れなかったら客室内の通路に立っておくと途中から座れる可能性アリ
座れなかったらデッキにずっと立っている人がいますが、それだと途中から座れる可能性すらなくなってしまいます。
客室内の通路に立っておくと、途中の駅で目の前の席のお客さんが降りて、席にありつけたということも起こり得ます。
そもそも、自由席は座れる確率が非常に低いです。
始発駅から自由席に乗るならまだしも、途中駅から新幹線の自由席に乗る場合はまず最初から座れると思わないほうが良いです。
逆に途中から座れたらラッキーって感じ。ですので、なるべく指定席は予約できるように頑張ってください。
ちなみに、新幹線のデッキでこんな感じのおりたたみイスに座っている人を見たことがあります。
周りの乗客の迷惑にならないなら、座れなかったときはコレを利用するのもアリかなぁ・・・。気休めにはなりそうです。
【お盆・GW・年末年始の混雑具合】特に混む日はいつ?
新幹線を予約する前にお盆やゴールデンウィーク、年末年始の新幹線の混雑具合をあらかじめ知っておく必要があります。
上り、下りともに新幹線が混雑する期間であるとはいえ、やはり日によって混雑具合は変わります。
毎年の傾向から特に混雑する日を紹介していきますね。
ゴールデンウィークの新幹線の混雑予想
ゴールデンウィークの期間は一般的には4月29日から5月5日までですが、直前や直後に土日・振替休日がある場合もあります。
ゴールデンウィークの帰省は5月に入ってからの休日に行う人が多いですが、4月28、29日ごろから帰省する人も少ないわけではなく、多いです。
4月の祝日
4月29日 昭和の日
5月の祝日
5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 こどもの日
例年の傾向から言いますと、第1段帰省ラッシュが4月28日、第2弾の帰省ラッシュが5月2日の夜から5月3日の午前。
また、Uターンラッシュは5月5日の直後が土日などの休日でない場合は5月4日と5月5日です。
「ゴールデンウィークの最後の日くらい家でゆっくりしたい」という人も多いので、5月4日から帰省ラッシュは始まるのです。
- 下りの新幹線が特に混雑するのは4月28日と5月2日の夜~5月3日の午前
- 上りの新幹線が特に混雑するのは5月4日と5月5日
なお、5月3日の直前日が休日でないこと、5月5日の直後が休日でないと仮定しています。
5月3日の直前が休日ですと、それに伴い帰省ラッシュはその分前にずれます。逆に5月5日の直後が休日でスト帰省ラッシュはその分後にずれます。
お盆の新幹線の混雑予想
お盆のは8月13日~8月16日の期間のことを指します。
お盆に間に合わせるために、8月10日~12日から帰省ラッシュは始まり、Uターンラッシュは8月15日~16日です。
- 下りの新幹線が特に混雑するのは8月10日の夜~8月12日の午前
- 上りの新幹線が特に混雑するのは8月15日~8月16日の夜
年末年始の新幹線の混雑予想
一般的に年末年始とされるのは12月28もしくは29日~1月3日。
毎年の傾向として12月29日から帰る人が多くなりはじめ、30日が一番多く、31日もそこそこ帰省する人がいるといった感じ。
逆にUターンラッシュは1月2日の午後~1月3日まで。1月4日から仕事の人が多く、4日にはだいぶ混雑が解消されることが多いのです。
- 下りの新幹線が特に混雑するのは12月29~12月31日。31日はまだマシ。
- 上りの新幹線が特に混雑するのは1月2日の午後~1月3日の夜
紹介したのは「特に混雑する日」で座席が本気で取りにくい日です。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始は基本的にずっと混雑はしていると考えておいてください。
お盆・GW・年末年始でも新幹線をなるべく予約できる方法まとめ
少し長くなってしまい、申し訳ないですが、以上のことを実践していただければ、お盆やゴールデンウィーク、年末年始といった混む期間でも座席を予約できる確率が格段に上がります。
最後に要点だけまとめておきます。
- まず第一に自由席は座れると思わない方がよい
- 新幹線の切符の予約は1か月前の10時からなので、それに合わせて切符を買いに行く
- ネットの事前申し込みを利用するとさらに座席を予約できやすい
- JRサイバーステーションをこまめにチェックして空席が出たら即予約
- 2日前の新幹線のキャンセル空きを狙う
- グリーン車や喫煙デッキつきの号車は空いている傾向にある
- 新幹線の臨時便は空いている傾向にある
あとは実践するのみです。皆さんが新幹線の座席にありつけることを願っています。
わからない点などがあればコメントやお問合せでお気軽に聞いてくださってもかまいませんよ!
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