- 東京→大阪、もしくは大阪→東京で新幹線の自由席に乗るけど、席をちゃんと確保できるか不安
- 東京⇔大阪の新幹線の自由席の座席に座れるためのコツが知りたい
本記事ではこのような悩みや疑問を解決できます。
東京⇔大阪の新幹線の自由席は何度も使用したことがありますが、東京、大阪のどちらから乗るか、乗る新幹線の種別によって座れる確率はやはり変わってくるものです。
最後まで読んでいただくと、新幹線の自由席に座れる確率は段違いに上がるはずです。
東京⇔大阪の新幹線の自由席にほぼ確実に座れる方法
東京⇔大阪の新幹線の自由席になるべく座れるようにするコツは簡単にまとめると、
- 新幹線の偶数号車を狙う(2号車、4号車など)
- 新幹線の発車時刻の10分以上前には並んでおく
- のぞみよりひかり、ひかりよりこだまに乗る
- 新大阪から新幹線に乗る場合は新大阪発の便に乗る
の4つです。
この4つを実践すれば、自由席でもほぼほぼ座れるはずです。
といっても、これだけではよく分からない方も多いかもしれないので、1つずつ詳しく見ていきましょう。
東京⇔大阪の新幹線の自由席に座りたければ偶数号車を狙え
そもそも、新幹線は奇数号車の端にはトイレや喫煙所などの設備がついていることが多いです。
一方で、偶数号車の車両の端にはトイレや喫煙所などの設備があることが珍しいです。
例として新幹線の2号車と3号車のシートマップを紹介します。
偶数号車である2号車は奇数号車である3号車と比べて、車内設備が付いていない分、座席の数が多くなるのです。
座れる確率をあげたいなら、もちろん座席数が多い偶数号車を狙うようにしましょう。
東京⇔大阪の新幹線の自由席に座りたければ発車時刻の10分前には並ぶ
これに関しては言わなくてもわかっていただけると思いますが、新幹線の自由席は「早い者勝ち」なのでできるだけ早く並んでおきましょう。
目安としてはお盆やGW、年末年始などの新幹線に乗る人が特に多い時期でなければ10~15分前に並んでおけば十分でしょう。
新幹線を1本遅らせるのもアリ
東京⇔大阪の新幹線移動ですと、「のぞみ」を使われる方がほとんどだと思います。
「のぞみ」の本数は非常に多いので、乗りたい便の自由席に座れなさそうだったら、1本後の便に乗ってみるのも有効な手段です。
なお、「ひかり」や「こだま」ですと、1本遅らせると次の便まで30分ほど空いてしまう場合がほとんどなので1本遅らせるのはオススメできません。
自由席に座りたければ、のぞみよりひかり、ひかりよりこだまに乗る
東京⇔大阪の新幹線の種別は「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の3種類がありますが
こだま>ひかり>のぞみ
の順に自由席に座りやすいです。これはそれぞれの種別の東京⇔大阪の所要時間や自由席車両の数が原因です。
のぞみ・ひかり・こだまの自由席の数
種別 | のぞみ | ひかり | こだま |
---|---|---|---|
自由席の数 | 16両中3両 | 16両中5両 | 16両中7両以上 |
このように、自由席の数はのぞみが一番少なく、こだまが一番多いです。ひかりはその中間です。
のぞみ・ひかり・こだまの東京⇔大阪の所要時間
種別 | のぞみ | ひかり | こだま |
---|---|---|---|
東京⇔大阪の所要時間 | 約2時間30分 | 約3時間 | 約4時間 |
東京⇔大阪の新幹線の移動ですと、このように所要時間の差があります。
もちろん、所要時間が1番短い「のぞみ」に人が多く集まるので、のぞみが一番座りにくいのです。
このような、「自由席の両数」や「東京⇔大阪の所要時間」の数の違いにより、
こだま>ひかり>のぞみ
の順に自由席に座りやすくなっています。
時間に余裕がある人でしたら、「のぞみ」でなく「ひかり」を使ってみるのは1つの手です。
「こだま」は4時間もかかってしまうので、さすがにオススメできません(笑)
東京から新幹線に乗る方に関しては今あげた3つに注意していただけると、ほぼ確実に自由席に座れると思います。
ですが、新大阪から新幹線に乗られる方はもう1つ注意する点があります。次の章で説明します。
余談ですが、遅いこだまに乗るメリットもあります。
通常14000円くらいかかる東京⇔大阪の新幹線を10000円ほどで移動できる「ぷらっとこだま」というお得な切符があります。
新大阪からの新幹線の自由席に座りたければ新大阪発の便に乗れ
新大阪から東京へ向かう新幹線の自由席に座りたい人のみ見てください。東京から新幹線に乗る方はこの章は無視して大丈夫です。
新大阪から東京方面へ向かう新幹線には次の2種類があります。
- 新大阪駅発の新幹線で新大阪でお客さんが誰もいないもの
- 博多や広島発の新幹線で新大阪駅についた時点ですでに他のお客さんがいるもの
もちろん狙うべきは①の新大阪駅発の新幹線です。
それで、カギになるのはその見分け方ですよね?新大阪発の新幹線とそうでない新幹線、どうやって見分けるのかを解説します。
新大阪発の新幹線か新大阪発でない新幹線かの見分け方
ずばり、「新大阪駅の時刻表」を見ると分かります。新大阪駅の時刻表の「名古屋・東京方面の新幹線」をクリックし、時刻表を開けてください。
新大阪発の新幹線でしたら、新大阪~東京の時刻しか書いていません。
一方、新大阪発でない新幹線、つまり博多、もしくは広島など発の新幹線でしたら博多や広島から東京までの時刻がすべて書いています。
これが見分け方です。
東京⇔大阪の新幹線の自由席に座るコツまとめ
以上が、東京⇔大阪の新幹線の自由席に座るコツです。すべて実践していただけると、格段に座れる確率はあがります。
おさらい
- 新幹線の偶数号車を狙う(2号車、4号車など)
- 新幹線の発車時刻の10分以上前には並んでおく
- のぞみよりひかり、ひかりよりこだまに乗る
- 新大阪から新幹線に乗る場合は新大阪発の便に乗る
自由席は座れないと地獄ですから、頑張って座席は確保してくださいね!
コメント