「新幹線乗るときって自由席と指定席どっちに乗るのがいいんだろうなあ・・・」
「イマイチちゃんと自由席・指定席の違いとかも理解してないしなぁ・・・」

そんな方のために新幹線の自由席・指定席のメリット・デメリットや料金面の違いなどについて解説していきます。
- 新幹線の指定席と自由席の主な違い
- 新幹線の指定席のメリット・デメリット、自由席のメリット・デメリット
- 指定席に向いている人、自由席に向いている人
自由席に乗ったらお金がちょっと安くなるけど、座れなかったときのリスクはちょっと高いし・・・
正直どちらに座るべきか迷いますよね?
ぼくはどんな人も基本的に新幹線は指定席をとるべきだと考えていますが、とりあえず違いやメリットなどを見ていきましょう。
新幹線の指定席と自由席の主な違い

ではさっそく、指定席と自由席の主な違いについて説明していきます。
指定席なら座席に確実に座れる
おそらくコレが一番大きな違いですが、指定席ならイスに絶対に着席することができます。
一方で、自由席は特にお盆や年末年始とか、朝夕のラッシュ時などの混雑するときは人が多くて座れない可能性もあります。
指定席の方が少し料金が高い
指定席を利用する場合、自由席を利用する場合より料金が320円~1340円高くなります。
どのくらい高くなるかは新幹線に乗る時期や新幹線に乗る区間によります。混雑する時期や長い区間新幹線に乗るほど、指定席の値段は自由席の値段より高くなります。
320円~1340円はもちろん「座席に確実に座れる」ために多く払わなければいけないお金ということですが、これを高いと思うか安いと思うかは人にもよるでしょう・・・
指定席の方が座席が快適なことがある

中には自由席と指定席で座席が違う新幹線もあり、そういった場合指定席の方が座席が快適です。
ただし、自由席と指定席で座席が違う新幹線はそう多くもないので、座席が違う新幹線を挙げておきます。
【自由席と指定席で座席が違う新幹線】
- ひかりレールスター(新大阪・姫路~博多)
- さくら・みずほ(新大阪~鹿児島中央)
- 九州新幹線(博多~鹿児島中央)の一部のつばめ
- 山陽新幹線(新大阪~博多)の一部のひかり・こだま
- Maxとき・Maxたにがわ
これらが自由席と指定席で座席が異なる新幹線です。「一部の」と書いているものは少し判別が難しい場合があるので、判別方法はここでは割愛します。
新幹線の指定席のメリット・デメリット

【新幹線の指定席のメリット】
- 座席に確実に座れる
- 座席を予約する時に空いている席なら好きな席を選べる
- 駅の階段からある程度近い
- あらかじめ並ぶ必要がない
【新幹線の指定席のデメリット】
- 座席を勝手に移動できない
- 乗る新幹線が決まっているので時間の融通がきかない
- 自由席より少し値段が高くなる
指定席のメリット・デメリットはこんな感じです。
指定席のメリット:駅の階段からある程度近い
指定席はたいてい、新幹線の中ほどの車両にあります。
駅のホームの階段も基本的にホームの中ほどにあるので、さほど階段まで遠くなく、新幹線に乗ったり降りたりするときもあまり歩かなくて済むでしょう。
指定席のメリット:駅のホームで早めに並ぶ必要なし
自由席だと必ず座れるという保証がないので、あらかじめ乗りたい新幹線が到着する前からホームに並んでおいた方がいいです。
しかし、指定席は他の人に自分の席がとられる心配がまったくないので新幹線が到着するギリギリに駅についても着席できます。
指定席のデメリット:乗った後に自由に座席を変えられない

例えば、うるさい大学生の集団が近くにいた
とか、ちょっとニオイがきつい人が隣に来たとかいう時とかもありますよね?
このようなとき、残念ながら指定席の場合自由に席を変わることはできません。
車掌さんなどに「席を変えてください」と申し出たとしても、よっぽどでない限り席を変更できるということはないです。
指定席のデメリット:乗る新幹線が決まっている
指定席の場合、「〇〇駅〇時〇分発の新幹線に乗ってください」という感じに乗る新幹線も決められているので、新幹線に乗り遅れないように予定を組む必要があります。
ちなみに、指定席に乗り遅れてしまってもそんなに悲しむ必要はありません。その日中なら後続の新幹線の自由席に乗ることが出来ます。
新幹線の自由席のメリット・デメリット

【新幹線の自由席のメリット】
- 乗る新幹線が決められていないので、時間をさほど気にしなくても良い
- 途中で座席を自由に移動できる
【新幹線の自由席のデメリット】
- 座席に座れないときもある
- 自由席は少なかったり、なかったりすることもある
- ホームに早めに並ぶ必要がある
自由席のメリット・デメリットはこんな感じ。
自由席のメリット:時間をさほど気にしなくていい
指定席を予約した場合だと、『〇〇駅何時何分発の新幹線にのってください』という感じで乗る新幹線も指定されています。
しかし、自由席の場合は乗る新幹線が指定されていません。どの新幹線に乗ってもいいわけです。
なので、そもそも「新幹線に乗り遅れる」という概念が存在しないわけで、時間に融通がきくのです。
もし、乗りたい新幹線の自由席が人が多くてイヤだなぁと思ったら1本遅らせてみるというのも可能なわけです。
自由席のメリット:座席を自由に移動できる
指定席の場合と逆ですね。
席が空いてさえいれば、途中でどこの座席に移動しても構いません。
通路側が嫌だなぁと思えば、途中で窓側の席にも行けますし、隣の人がうるさいなぁと思えば違う座席に移動することだってできます。
自由席のデメリット:自由席が少なかったり、なかったりすることも
新幹線によっては自由席の数が少なかったり、さらに、そもそも自由席がないこともあります。
自由席が少い新幹線の例
- のぞみ(全16両中自由席は3両のみ)
自由席がない新幹線の例
- はやぶさ(東北新幹線)
- かがやき(北陸新幹線)
例えば、「のぞみ」はもっともメジャーな新幹線ですが、自由席が3両しかありません。
その上、のぞみに乗る人はかなり多いので、座れる確率は高いとは言えません・・・
新幹線に30分以上乗るなら指定席をとるのが無難

結論としては、長時間新幹線に乗るなら指定席をとったほうが無難です。
長時間新幹線に乗るときってたいてい長距離を移動するので「のぞみ」のような自由席の少ない新幹線に乗りがちですよね?
しかもこのような新幹線って途中の停車駅が少ないので、途中駅で他のお客さんが降りることが少ないので、座れなかった場合はずっと立ちっぱなしということも・・・
逆に新幹線に乗る時間が30分未満などと短い場合は最悪座れなくてもさほど困らないと思うので、自由席を選んでしまってもいいと思います。
ちなみに、「自由席の方が安いなら自由席を選んでお金を浮かせたい」と思っている人はナンセンス。
指定席を確保しながらも、自由席に座るよりもっと安く新幹線に乗る方法があるんで少し紹介しておきますね。
合法に新幹線にかなり安く乗れる方法
コメントを残す