血液型と人の性格って本当に関係あるの?真偽を徹底的に調べてみた件

「私A型だからマジメなんだよね~」

「あの人変わってるよね~、でもなんかAB型らしいし納得いくかも」

みなさん、こんにちは、O型だからめんどくさがりやのすーちゃんです!めんどくさがりなのは血液型のせいなので変えられないですよね・・・?

ただ僕はいつも思っています。血液型と性格って関係ある方がおかしくない?と。

というわけで今回は血液型と性格は本当に関係があるのかを調べてみました。

血液型占いのブーム

昔、こんな感じの〇〇型の取扱説明書みたいな本はやりましたよね!

ではこの「血液型占い」的なブームは一体いつからでてきたのでしょうか?

1971年、能見正比古という人物が「血液型でわかる相性」や「血液型人間学」といった本を発表したのがきっかけのようです。

それ以降、テレビなどのメディアにたびたび「血液型と人の性格は関連がある」といった感じでとりあげられるようになり、今日まで続いているようです。

その結果、日本人の多くは血液型によって人の性格は決まると信じているようです。

そもそも血液型とは

まず血液型ってどういうものなのでしょうか?

血液型と性格に関係があるのか調べるためにもまず血液型が何なのかを知る必要があるはずです。

詳しくは知らない方も多いと思うので血液型について解説します。

血液の構成要素

血液型を理解するには血液の中には何が含まれているかを理解する必要があります。

血液を構成しているのは「赤血球」「白血球」「血小板」「血しょう」の4種類です。

  • 赤血球・・・肺から酸素をとりこんで全身に酸素を運ぶ働きをもつ。血液が赤く見えるのは赤血球が赤色をしているから。
  • 白血球・・・体に侵入したウイルスや細菌などの異物を除去する役割をもつ。
  • 血小板・・・ケガなどで血管が傷ついたときに傷口をふさぎ、かさぶたを形成する働きをもつ。
  • 血しょう・・・主成分は水でたんぱく質を7%ほど含む。

血液を構成する4つの各要素はこのような働きをもっています。

そして、血液型に関係があるのは「赤血球」なのです。赤血球について詳しくみていきましょう。

血液型は赤血球がもつ抗原で決まる

赤血球は表面にタンパク質(=抗原)をもっていてこれを「表面抗原」といいます。

抗原とは

抗原とは外から入ってくるウイルスや細菌などの異種タンパク質のこと。

自分の体の中に抗原があると聞くと不思議に思うかもしれませんが、ここではタンパク質のことだと思ってもさしつかえないと思います。

この表面抗原の中でA型抗原、B型抗原が代表的なものでこれによって血液型が決まります。

  • A型抗原を持つ人・・・血液型はA型
  • B型抗原を持つ人・・・血液型はB型
  • A型抗原もB型抗原も持つ人・・・血液型はAB型
  • A型抗原もB型抗原も持たない人・・・血液型はO型

このように血液型は決まります。

血液型は輸血の時に重要になってくるようで、違う抗原を持つ人には輸血はできません。

例えばA型の人にB型の血液を輸血した時を考えてみましょう。

このとき、A型の人の体はB型の血液に含まれるB型抗原を自分のとは違うタンパク質、すなわち異物であると感知してしまいます。

異物であると感知すると血液は体を異物から守ろうと固まってしまいます。これが違う血液型の人に輸血をしてはいけない理由です。

なお、O型の血液は抗原をもっていないので、どの血液型にも輸血できるようです。

 

 

はたして、赤血球が持つタンパク質の違いなんかで本当に性格が変わるのでしょうか?

血液型と性格は関係があるとうたう論文や学説がある!?

なんと、血液型と性格の関係性があるという研究者や学者もいます。

血液型占いの源流となった研究

昭和時代の初期に「古川竹二」という教育学者が血液型と性格の関係を研究しており、論文も発表しているようです。

そして彼はなんと「血液型と性格は関係がある」としています。

では、どのような方法で血液型と性格の関係性を調査したのでしょうか?

彼の調査方法はアンケート形式だったようです。10個ほど性格などに関する質問を用意し、それを30人程度に回答してもらった結果、A型、B型、O型における性格の一致率が高かったようです。

なお、血液型と性格を結びつけたのは、この古川先生が初めてのようです。

医学部名誉教授「血液型と性格は関係がある」

なんと、東京医科歯科大学の名誉教授である藤田絋一郎氏は2010年に発売された著書の「血液型の科学」の中で血液型と性格は関係があるといいます。

教授は血液型と性格を以下のように結びつけます。

血液型によって免疫力が異なり、かかりやすい病気やかかりにくい病気が違ってくる。

これによって生活スタイルなどその他性格などが血液型ごとに変わってきた。

少し無理やり感がある気はしますが、医学的に血液型と性格の関係性を示したものはこれが初めてではないでしょうか?

気になる方は「血液型の科学」を一度読んでみてはいかがでしょうか?

血液型研究は人種差別を正当化するもの!?

実は血液型の研究はドイツでは人種差別を正当化するために行われていました。

アジア人は白人に比べるとB型の割合が多いらしいです。そして、動物の血液型にはB型が多いのです。

これを結びつけて、アジア人は動物に近く白人よりも劣っている。

だから、白人はアジア人などを差別してもよいといった感じで海外では血液型は人種差別のために研究されていたこともあるようです。

なお、結局この説は欧米で定着することはなかったようです。

血液型と性格の関連性は科学的には否定されている

「いや、血液型と性格が関係があるっていう研究者とか教授がいるなら間違いないでしょ!」

と思ったアナタ!残念ながら、科学的に否定されています。

血液型と性格の関係性を示すデータがない

やはり血液型と性格の関係性を示すにはデータが必要となりますが、関係性があることを示すデータが存在しません。

先ほど紹介した昭和時代初期の学者の古川先生のデータですが、調査対象が30人です。残念ながら30人では少なすぎてきちんとしたデータがとれません。

また、古川先生に影響を受けた数々の学者さん達が関係性を調べるための試験をたくさん行ったようですが、その試験では関係性が証明できなかったようです。

結果として、「血液型と性格は関係がある」という学説は否定されました。

また、2014年にもアメリカと日本のデータを用いた研究があったそうですが、そこでも関係性を示せるデータは得られなかったようです。

実際、日本パーソナリティ心理学会など多くの機関などが血液型と性格の関連性を否定しています

ただ、血液型と性格が関係ないことを証明できるのか?(=悪魔の照明)というイジワルな人もいます(笑)

海外は自分の血液型に無関心

海外なんかではこういった血液型性格占いのようなものは存在せず、そもそも自分の血液型を知らない人がほとんどです。

というのも、血液型は輸血の時くらいにしか役に立たないからです。

日本人が自分の血液型を知っているのは血液型占いの影響かもしれないですね。

いや、でも血液型占い結構あたってるよね・・・?

「でも、今まで見たり聞いたりした『A型はまじめ』とか『O型はめんどくさがり』とかの血液型占い当たってることが多くない?」

と思う方も多いのではないでしょうか?

実はこれには「確証バイアス」と「バーナム効果」を使ったトリックがあります。

聞きなれない単語かもしれないですが、順番に解説していきますね♪

確証バイアス

確証バイアスとは自分の信じている情報や慣れ親しんでいる情報について、それを裏付けるモノやできごとばかりに目が行きがちになることです。

血液型占いの例でいうと、「O型がめんどくさがりや」とひとたび思い込んでしまうと、O型の人がめんどくさがりである様子が目に付くようになるわけです。

その結果「やっぱりO型ってめんどくさがりなんだ」と納得してしまうわけですね。

バーナム効果

バーナム効果とは誰にだってあてはまるようなことを自分にしかあてはまらないと思ってしまうことです。

血液型の例で行くとO型の人が「O型はめんどくさがりや」と聞くと「確かに自分はめんどくさがりだ、なんで分かるの!?」といった感じになります。

しかし、実際は「めんどくさがり」といった性格は誰にでもあてはまってしまうような性格でO型だけの特有のものではないはずです。

まとめ

いかがでしたか?

結局、血液型は性格とは関係がないのが事実のようですね。

だから、「自分がめんどくさがりなのはO型だからだ、血液型のせいだから変えられない」とか言ってる方!!!

違いますよ、血液型のせいではありませんよ!!

だから、たぶんがんばったら性格も変えられるんじゃないですかね?笑

 

まぁ、でも血液型と性格の関係性はないとしても日常会話などで「A型は~」とか「あの人はB型だから~」とか話すのは楽しいですよね。

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